ぱっと見た瞬間の印象は、“とにかく黒い”。元々ダークなカラーリングでまとまっている XL883N アイアンだが、本来のブラックアウトパーツを生かしつつ、クロームの部分を黒いパーツに取り替えて全身を真っ黒に仕上げている。
「黒いスタイルが気に入って購入したので、とにかく黒く、そして低くカスタムしたいと思いました。そしてLED一体型テールライトもいいですね」
エキゾーストとエアクリーナーという、見た目の印象に影響する部分を黒くしているのが大きなポイントか。ロボットハンドルの採用などビジュアル面重視のカスタムかと思いきや、スクリーミンイーグルのスーパーチューナーを取り入れてチューンアップを敢行するなど、乗り方に対するこだわりも見せる。
「トルクがかなり上がり、加速も良くなりました。今後のカスタムメニューにと考えているのは排気量アップです。1200ccにボアアップして、乗り味をよりパワフルにしたいな、と思っています」
通勤などシティユース中心の楽しみが多いオーナーだが、その域を超えた力強いアイアンが完成しそうだ。