当サイトのコンテンツ「ハーレーフルカスタム」でもNEW ORDER CHOPPER SHOW出展車両として登場するなど、トランプ渾身の一台とも言えるXL1200R。車両を購入した直後は、アップハンドルやトランプのフルチタンマフラーを付けただけのライトなカスタムだったらしいが、ショップ主催の元旦ツーリングでエンジントラブルを起こしたことを契機に、大胆なカスタムに着手。
「サーキット走行会に参加してから、サーキットを走る楽しみを知ってしまい、“もっと速く走れるようにしたい!”と思うようになって、カスタムをお願いしたんです」
ブレンボ製ラジアルキャリパーやオーリンズ製リザーバー付リアショックアブソーバー、さらにミリサイズで製作されたトランプ特製スピードバーなど、徹底的に走行性能を強化した一台に仕上がっている。こうしたマシン性能の向上とオーナーがサーキット走行での経験を増やしていることから、「次第にタイムが縮んできています」(トランプ代表長岡さん談)とのこと。前後ショートフェンダーやワンオフのタンクなど、スポーツスターらしさを残したデザイン性も見逃せない。
次に着手を考えているのはフロントフォーク。このXL1200Rはどこまで速く走られるようになるのだろう…。