「昔からハーレーに乗りたいと思っていたんです」という熊木さん、30代の頃に乗っていた国産アメリカンを経て、3年前に念願のハーレーオーナーとなった。憧れのベースとなったのは映画『イージー・ライダー』。「もともとああいったチョッパースタイルが好きなんですが、今は見た目にも迫力があるハーレーがいいな、と思うようになりました(笑)」と笑みをこぼす。
使用用途はもっぱらツーリングということから、長距離ライドでも体に負担が少ないカスタムが主となっている。ウインドスクリーンやラゲッジラックなどはその最たるポイント。それでいて、オリジナルのピンストライプや白ヘビ柄が入ったアメリカンドリームス製シートなど、個性を見せるところも忘れていない。H-D純正のバイザースタイル・トリムリング・コレクションを配して、表情をロードキングっぽく見せているところもユニークだ。
実は熊木さんのお嬢さんはスポーツスターXL883Lに乗っており、さらに長男もドゥカティ乗りで、奥様も中型免許保有のHONDA車乗りと、バイク乗り一家なのだ。「夢は家族でロングツーリング。今年2010年夏には、息子や娘と一緒に北海道ツーリングに行くんだよ」と頬を緩ませる。そんな熊木さん、現在CVOへの乗り換えを検討しているとか。果たして北海道ツーリングまでに実現するか…?