「ベーシックなスタイリングが気に入っているので、そこを崩さずにシンプルに仕上げています」
というオーナーのGYOROさん。その言葉どおり、マフラーやシートはもちろん、タンクグラフィックにも愛着があることからそうした外装パーツには一切手を触れておらず、それゆえ一見するとフルノーマルのXL883Rのよう。しかしカーボン製エアクリーナーカバーやオーリンズ製リアショック36E、ほかにもクリアキン製テールレンズなど、要所要所にこだわりのカスタムを覗かせる。全体的には、外装以上に走行性能を重視したカスタマイズだ。
「ハーレーに乗るようになってから、初めてリアショックを換えました。それからフロントフォークスプリングもホワイトパワー製にしています。2009年モデル以降はノーマルサスもかなり性能が良くなっているので、劇的な変化というほどではないのですが…。選んだポイント? ブランド名です(笑)」
現在トライアンフのデイトナ675も所有するオーナー。ビッグツイン購入を検討しているそうだが、このスポーツスターは絶対に手放さないと言い切る。