ソフテイル・デュースとユーロカスタムの相性の良さは知られている。それに倣い、ユーロスタイルを目指したオーナー。ノーマルのフェンダーストラットを残した上でリア周りをすっきりとまとめ、RSDの大径ホイールを装着してリアタイヤを180ミリ化。全体のラインを美しく見せるフューエルタンクやソロシート、エキゾーストなど各パーツがひとつのイメージを描いて形を成している。
かといって乗り味をおろそかにしているわけではない。オーナーのポジションに合わせたハンドルバーはもちろん、リアタイヤの極太化も、ハンドリングをはじめとする全体のバランスを考慮した上での選択だ。後ろへ流れていくにつれて狭くなるフェンダー加工のおかげか、結果的にリアタイヤは見た目にも太すぎない印象を与える。
スマートに仕上がったソフテイル・デュース。ユーロカスタムのお手本とも言えるスタイルを手に入れている。