ドラッグスター400に乗り始めてからわずか2ヶ月で乗り換えたRIONさん。彼女の愛車XL883Cは中古車情報雑誌で発見したノーマル車両で、兵庫県から横浜のショップまで買い付けに行くほどの惚れこみようだった。しかし、
「実際に乗り始めてみると、思っていた以上に重くて、フォワードコントロールであることもライディングを難しくさせていました。なので“乗りやすさ”を大きなテーマにカスタマイズすることにしたんです」
ハンドルバーを換えて手前に持ってき、ステップもポジションにちょうどいい場所へと変更した。もちろん今の姿を見れば、それだけで終わったわけではない。
「全体的にコンパクトにして、アメリカンっぽさを取り除き、可愛くしたいと思って今のスタイルになりました」
ヘッドライト2つにワンオフマフラーなど彼女自身がデザインしたパーツが多く配されており、街中を走れば「おっ」と目を引く独創的なスタイルにまとまっている。そして2009年8月には、ニューオーダーチョッパーショー(兵庫・神戸にて開催)にも出展された。今後はシートやリアフェンダーの形状、さらにタイヤ周りにも手を加えていきたいそうだ。