「ノーマルのスタイルが好きなので、基本的なスタイルは崩していません。とにかくシンプルに、走れるスポーツスターに仕上げています」
長谷川さんのハーレー歴は10年以上前。カワサキのGPZ900RからFXSTCソフテイル・カスタムに乗り換えたところが始まりだ。しかしその後、奥さんが購入したスポーツスター883に乗ってみたところ、「スポーツスターって、いい走りをするな」と好印象を抱き、現在のXL1200Sに乗り換えた。その付き合いは8年におよぶが、ご覧のとおり基本形を守り続けている。
カスタムのポイントは、2本出しマフラーやスポークホイールといった足回り。クラシカルな雰囲気にまとめようと、チェーンドライブにカスタムしているところが見逃せない。ちなみに車体のカラーはホンダNSXに合わせたもので、車両を購入したショップが「成約したら車体塗装をサービス」していたことから全塗装した。長谷川さん自身、思い描くカスタムはほとんど施したので、後はひたすら走りに行くばかりだという。