アメリカ人の父と日本人の母を持つハーフのチャックさん、お父さんから譲り受けたV-MAXからバイクライフが始まり、国産バイクを何台か乗り継いでハーレーにたどり着いた。
「峠を走ったりするので、スポーツスターの中でもより走行性能に秀でたXL1200Sに出会えたのは幸運でした。カスタムの方向性はドラッグスタイル。エンジンや足回りにかなり手を入れています」
そうオーナーが語るとおり、エンジンをオーバーホールする際にハイカムを入れてチューンナップ。バンス&ハインズの2in1マフラーがさらにパワーを発揮し、峠での力強いライディングを引き出してくれるのだという。外装のカスタムにも抜かりはなく、エンジンやキャストホイールをブラックアウトし、全体的に黒くまとめて引き締めている。今後はSTACK製スピードメーターの装着を考えているなど、よりレーシーなスポーツスターがワインディングを愉しむことになりそうだ。