走れるハーレーを、と
2年かけて製作した1台
「ファットボーイにも乗っているのですが、『走る、曲がる、止まる』ハーレーが欲しくてスポーツスターを増車しました。2年かけてコツコツとカスタムを進め、やっとできあがったのがこのXL1200Sです。走りを意識したカスタムなので、スタイルはダートラ系でまとめました」。
カスタムペイントなどでモチーフにしたのは戦闘機。“F-4ファントム”のイメージを加味して製作された。
「エンジンはノーマルのままですが、FCRとマフラーで吸排気を強化しています。足回りはリアの車高を上げ、フロントは硬めのオイルでバランスを合わせました。マフラーやバックステップでバンク角も稼いでいるので、かなり走ることができます」。
ワンオフで製作したスイングアームとステアリングダンパーのおかげでフレームやフォークのヨレもなく、安定した走りを見せてくれる。
「走ることはもちろん、乗っていて楽しい。スポーツスターで走りを追求するのは面白いですよ」
カスタムの詳細をチェック！
（写真左）オーバーレーシング製 チタンマフラー
性能と軽さにこだわってチョイスしたオーバー製チタンマフラー。バンク角を稼げるのもポイント。
（写真中央）ハイフローエアクリ +サンダンス製FCR
ツインプラグで素性のいいエンジンのため、吸気を強化するだけで別物に生まれ変わった。
（写真右）ホワイトパワー製 ステアリングダンパー
フォークのヨレを防止するためにステダンを装備。スタビライザーも追加してフロントを強化した。
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