「この前はスポーツスターに乗っていました。ビックツインへの乗り換えを考えたとき『どうせ乗るならショベルがいい』と探していて、このローライダーに出会いました。ハーレーはヤレていて汚い方がカッコいいと思っていたので、イメージ通りの車両でしたね」。
クロームで飾り立てるのとは対極にあるカスタム。こういった楽しみができるのもハーレーならでは。
「ハンドル、シート、オープンプライマリーは後から手を加えたものですが、それ以外は手に入れたときから変えていません。いい感じに仕上がっていたところはそのままに、少しだけ触ってもう満足です」。
ワンオフで製作した極薄シート。長時間走行は辛そうに思えるが…。
「30分くらい乗っているとお尻は痛くなってきますよ。でも、古いモデルは長く乗ると疲れるものですから、そこは割り切りました。いつもの道を気持ちよく流す、そんな乗り方で楽しんでいます」。