「このパンヘッドは40代半ばのときに手に入れたモノ。初めてのハーレーがパンヘッドでした」。
いきなりパンヘッドとは思い切ったセレクトだが、オーナーはかつて古着ショップを経営していたため、車もバイクも古いモノに魅力を感じてしまうのだとか。
「本当はナックルを探したんですが『ナックルは大変だよ…』と言われて。そんなときにこのパンヘッドに出会いました」。
購入時からカスタムが施されていたパンだが、エンジンOHの際にガラリとイメージを変えたのだとか。
「エンジンOHもカスタムも自分の手でやりました。全体的にコンパクトに、少しヤンチャな感じにカスタムしてみました。ロングツーリングはしませんし、カスタムに見合った走りしかしませんから、不満はまったくありません。気持ちよく走れますよ」。
自らの手で愛車のすべてを面倒見る。そこに妥協はなく、理想に限りなく近い。