雑誌で見つけた理想の1台
それを自己流で再現した
「購入時に一気にカスタムを進めました。だからノーマルは乗ったことがないんです（笑）」。
そう語るオーナー。ベースモデルはファットボーイだったが、原型は残っていない。
「昔、雑誌で見たハーレーにカッコいいカスタムモデルが載っていてね。そのイメージをもとに自分流にアレンジしてもらったんです」。
前後ホイールブレーキはパフォーマンスマシン製のモノをチョイス。ルックスはもちろんのこと、しっかりとした制動力を確保している。
「フロント周りが自慢です。配線が中通しされたハンドルキットを販売しているCustom Cycle Control Systemというメーカーがあるのですが、そこのハンドル一式を取りつけています。配線がスッキリとしているでしょう？ 日本ではまだメジャーじゃないメーカーですがオススメです」。
スロットルケーブル、クラッチケーブルはトップブリッジ下部から出ている。配線中通し自体は珍しくはないが、ここまで徹底したモノはなかなか見られない。細部まで手をかけられた贅沢なカスタムだ。
カスタムの詳細をチェック！
（写真左）日本ではまだ珍しい 配線中通しハンドルKit
予め配線が中通しされたハンドルキット。Custom Cycle Control System社製。
（写真中央）サンダンス製 マフラー加工取り付け
人気の高い「ローライダーヘッダース」のサイレンサーをカットし、再溶接。アップマフラーに加工した。
（写真右）キャブレターは 定番のFCRに
スロットル操作にリニアに反応するFCRキャブをチョイス。エンジン内部は手を入れないのがこだわり。
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