2006年「HOT ROD SHOW」に出展されていたこのモデル。ホワイトをキーカラーに思い切ったカスタムを施しながらもスポーツスターの雰囲気が残された1台だ。
「ノーマルのスポーツスターのいい部分を残しつつ、新旧HOT RODテイスト&TOY(アメリカのPOPな感じのおもちゃ)風味を加味しました。デビルモチーフの車両ですが、コテコテにはならないようさっぱりと仕上げてみました」。
一般にデビルモチーフのカスタムは、クールな印象が前面に出るが、こちらは妙にポップな印象。それはシンプルなパーツセレクトで軽快なイメージを残しているからだろう。
「ポップには仕上がっていますが、各所にドリルド加工を施したり、リアフェンダーにはピンスト加工したりと細部にはこだわっています。見る人が見ればわかる…でも、ハーレーを知らない方々からも見てもウケがいい、目指したのはそんなバイクなんですよ」。