「小さい頃から憧れていたスポーツスターは、3年前に手に入れました。走らないバイクなのは知っていましたが、実際に乗ってみると予想以上…それで気になるところをカスタムしはじめたんです」。
オーナーが住むのは台湾。大型バイクのパーツがそう簡単に手に入る場所ではなかった。
「エンジンはマフラーとキャブ交換で充分。それよりも足回りとポジションにこだわりました。日本車パーツの流用とワンオフでカスタムを進めましたが、パーツを手に入れるのには本当に苦労しました」。
珍しいのはフロント18、リア17インチのホイールサイズ。違和感はまったく感じない。
「ストックのスタイルは崩さず、でもネイキッド風に。難しいカスタムでしたが、この仕様でやっと883Rの“R”を感じられた気がします」。