「これまでノーマルフレームベースで2台チョッパーを作りましたが、ノーマルフレームだとやはり限界があって…。このショベルではフレーム選びからカスタムをはじめました」。
オーナーは物心ついた頃からチョッパーに憧れ、アメリカン一筋のバイクライフを送ってきた。
「車両サイズはトラブル時に2tトラックに乗せられるギリギリのサイズです(笑)。この25インチオーバーのフォークを使う、それだけを決めてからベース車両を探しはじめました」。
小口径のドラムブレーキにロングフォーク…誰にでもは乗れない、乗り手を選ぶチョッパーだ。
「決して『乗りやすい』とは言えませんけれど、慣れてしまえば普通に走れます。実際、これで一日に300kmくらい走ることもありますからね」。
細かな仕様まで自ら指定し、妥協なく製作されたこの車両、些細な不満など気になるはずもない。