「このショベル、もともとはバイク好きの知り合いが乗っていたモノだったのですが、『もうトシで乗れないから乗ってやってくれないか』と、声をかけられて譲り受けたんですよ」。
ショベルヘッドがどんなモデルなのか、まったく知らずにFLHを手に入れたオーナー。長期間放置されていたため、レストアには1年を要したという。
「エンジンOHやみずぼらしくなっていた外装を綺麗にし、今ではトラブルなく楽しめるようになりました。最近では、自走で長崎県から奈良県まで走りましたが、不安なく走り切れました」。
現行モデルと比べると性能的には見劣りがするものの、旧いモデルが持つ心に響くフィーリング。距離を重ねるほどこのFLHへの愛は深まっていくという西村さんが、印象的だった。