「ローライダーに乗っていたのですが、ツアラーに乗った仲間とツーリングをしていると、みんな楽そうにしているんです。たまたまお店に出物があったので、つい乗り換えてしまいました」。
フロントの大柄のフェアリングのおかげで高速巡航時の体への負担は皆無だとか。
「今度、友人と能登半島を周ってこようと企んでいます。ツアラーを手に入れてから、前より遠くに出かけたくなるんです。季節もよくなってきて、走りたくて仕方ないですね」。
走りたくはなるけれど、飛ばしたくはならないという。3点ラバーマウントのエンジンが持つ余裕は乗り手に伝わるということだろうか。
「カスタムは少しだけ。あったらいいな、と思うパーツをいくつか装備しただけで完成です。ノーマルで完成されていますから無理にいじろうとは思いません」。
遠くへ旅する、そのために造られた愛車だから無理な味付けはきっと必要ないのだろう。