ボバースタイルに高々とそびえるスカイハイバー。ボバースタイルは低めのハンドルが定番であるが、その常識を破った1台。
「最初は、かっこよくなるのかなぁとも考えていました。でも、ハンドルをつけてみて『おお』と。乗っても、停めておいてもサマになるいいバイクに仕上がりましたよ」。
心臓は、パンヘッド。ショベルとは違い、濃厚で女性的な鼓動と揶揄されるエンジンだ。
「エンジンが好調なのは、当然です。カスタムはすべて、バイクが調子よく走るということを前提にされるものですからね。このカスタムでは、その前提のもとにスプリンガー、フェンダーなどを換装しました」。
ゼロエンジニアリング製、スプリンガーはW&W製を使用。しなやかさと強度を確保。
「スプリンガーはさすがにドイツ。しなやかで乗り心地も非常にいいですよ。旧車のフィーリングとスタイル、現代の乗り心地が融合する理想的な1台に仕上がりました」。