精悍。攻撃的なエンジンパワー、走りを追求された装備。それらがブラックの外装に覆われ、もともと小さい「XB9S」がさらに凝縮された結果だろう。もちろんこのマシン、それだけではない。
「マシンの形に合わせて、テールランプのカットを。丸型2灯はこだわりです。また、ホイールはダイヤモンドコート、フォークはアルマイトでのブラックアウトと単に黒に塗ればOK的なカスタムではありません。ハードに走っても耐え抜ける状況にしています」。
ハーレーと対角にある『Buell』。だが、このマシンに漂う男臭さ、無骨さ、そして秘めたる力は、アメリカンスピリットに他ならない。
「シートレール左側には、私たちからのメッセージをフリーハンドで書き込んでいます」。
『Something Different』。大胆なフルカスタムではなく、寡黙な男のようにアクセント的なカスタムで終始させる。そこが一番クールだったりするのだ。