ヘリテイジ。大柄なスタイルに重厚な装備。なんとこれを駆るのは身長154cmの女性、フッキーさんだ。
「すごく乗りやすいんですよ、見た目に似合わず。でも、少し前、走行中に壊れちゃって、レッカーされたこともあるから、『ポンコツ』って言っちゃいます(笑)」。
愛車を前に笑顔が眩しい彼女。それもそのはず。この愛車は、彼女の旦那さんの手作りパーツやカスタムが至る所に施されているからだ。特にサドルバッグはプロ顔負けの逸品だ。
「ハーレーは、結構詳しくなったけどそれでも旦那にいろいろやってもらってます。やっぱり、旦那が作ってくれたバッグなんかは愛着がありますねー。感謝、感謝」。
走るとき、そこには「愛車と彼女」ではない。そこにはいつも旦那さんの温かい目が注がれている。まさに、夫婦円満ハーレーだ。あやかりたいものである。