「その昔、ハーレーも250ccバイクを作ってたんだ。それがこの『スプリントSS』なんだ」。
いたずら顔でそう語る神奈川県のカスタムショップ「XR-SPEED」オーナーの小林さん。
60年代、海外メーカーの進出に対抗すべくハーレーが買収した会社があった。イタリアの『アエルマッキ』社だ。そこで満を持してリリースされたのがこの『スプリントSS』。
「今ではなかなかお目にかかれないバイク。でも、当時はレースで活躍していた名車なんだよ。 パワーは16馬力ほどしかないけど、車体の軽さもあって意外にいい走りをするんだよ」。
ダートをこなせ、ストリートも十分な走破性を持つよう製作された逸品だ。「ダート仕様ハーレー」。こういうものを見るたびにハーレーの懐の深さを知る。
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