カスタムポイントは3点。これが今回の1台。たった3点のみのカスタムをなぜ。そう思われる方もいらっしゃるだろう。カスタムというと、それぞれのライダーの個性を美しく反映した1台というイメージがある。ただ時には、ノーマルのスタイルに惚れ込みアクセント程度、好みを入れるスタイルもよいかもしれない。
「ノーマルの形が好きで買ったから、カスタムはこれで充分。それに、イジるより乗ってたいから」。
そう言い切るオーナーのTakaさん。彼がこだわるのは愛車の性能でも見た目でもなく、彼が購入したときに感じた期待感だ。カタログやウインドウに写るハーレーの姿を見たときの胸の高鳴りを忘れたくはない。そんな思いがあるという。カスタムはハーレーの大きな楽しみの1つだが、彼のスタイルもまたハーレーの楽しみ方の1つだろう。