1970年代に入り、アメリカにおけるモーターサイクルカルチャーは大いに発展し、隆盛を極めた。現在のヴィンテージグッズの人気も、この年代を軸に展開されていることがうかがえることだろう。ことロードスポーツにおいては前回の BELL STAR でも語ったとおりである。
そんな中、モトクロスやダートトラックなどをはじめとする多種多様なレースが各地で開催、各メーカーもそうしたブームに応えるべく“オフロード系フルフェイスヘルメット”というカテゴリを設けてマーケットに参戦。なかでも中核を担ったのが BELL の「BELL MOTO」シリーズである。現在では非常に人気の高いカテゴリのヘルメットで、オフロードモデルのユーザーはもとより、街乗りを楽しむロードスポーツ乗りのあいだでも愛用されるなど、カルチャー＆ファッションという分野で存在感を発揮している。
モトスターは1975年に発表されたオフロード系フルフェイスヘルメットの元祖とも言える逸品。「BELL STAR120」を基に作られており、内装のつくりは酷似している。色は白と黄色が存在する。映画『栄光のライダー』 （On Any Sunday）でブルース・ブラウンが愛用していたのがこの「モトスター」である。史上初のオフロード系フルフェイスとして、歴史的に非常に存在意義の高いヘルメットと言える。
モトスターは1975年に発表されたオフロード系フルフェイスヘルメットの元祖とも言える逸品。「BELL STAR120」を基に作られており、内装のつくりは酷似している。色は白と黄色が存在する。映画『栄光のライダー』 （On Any Sunday）でブルース・ブラウンが愛用していたのがこの「モトスター」である。史上初のオフロード系フルフェイスとして、歴史的に非常に存在意義の高いヘルメットと言える。
初期型は「MOTO3」と斜体で表記。ベンチレーション部分には、風きり音を静かにするためのメッシュのネットが装着されているなど特徴的な部分も。ロゴを見ると、1980年代のテイストが感じられるようなデザインにまとまっている。オフロード系モデルと言えばツバの長いバイザー、ゴーグルがあるが、これはセオリーとも言える標準装備とされる。
子供や女性向けに開発された小さいサイズの BELL MINI MOTO。通常のMOTO3だとスナップボタンは５ヶ所設けられているが、このタイプでは３個とされる。現在も女性ライダーなどに愛用されることがある。
子供や女性向けに開発された小さいサイズの BELL MINI MOTO。通常のMOTO3だとスナップボタンは５ヶ所設けられているが、このタイプでは３個とされる。現在も女性ライダーなどに愛用されることがある。
HONDA のワークスカラーであるトリコロールでまとめたデザイン。「MX HAWK」という名称になってはいるが、構造はMOTO3と何ら変わりはない。
夜行性で、主に水のきれいな川のほとりに生息する。夜は美しい声で鳴き、日中は土の中で過ごす。 その形状は一型に留まることなく、液体から気体まで環境に応じさまざまな姿に変わる。夏には赤い花を咲かせ、春には毒性の強い胞子をばらまく。 学説によると白亜紀以前より存在したと云われるが、その生態のほとんどが謎に包まれた生命体。 奏でるSWINGビートが世の終わりを告げると云われる、JAZZドラマーでもある。
ヴィンテージヘルメットの歴史 第5回「1970年代全般」
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