メンテナンスカバーの種類や必要性を勉強。
学校生活にも慣れてきた学生たち。今回は車両整備の安全作業についてお話します。
学生たちが扱う車両はハーレー社の車両、皆さんもご存知の通り高級車です。まず車両の取り扱い方法を勉強していきます、これから扱う車両はお客様の大切な車両ですのでキズや汚れを付けてはいけません、転倒なんてとんでもないことです……。でも重いですよね。この実習では車両の取扱い方法(タンクやフェンダーなどには、メンテナンスカバーがあるんですよ)や取りまわし方法(押しながら前進や後退、スラローム……)。まずは車両に慣れる事が重要ですよね。皆様の車両も安心して預けたいですよね!学生は必至で取り扱いを学びます。バイクの免許も無い学生もいるんですよ、これから就職までに大型自動二輪免許を取得して行きます。「転倒させたら……」というプレッシャーで翌日は筋肉痛です。
さて、これだけで実習は終わりません、この実習ではいろいろなことを学びます。工具の名称や使用方法、ボルトやナットについて他にも日常点検など、内容はさまざま。トルクってご存知ですか?整備士でしたらトルク管理は重要なんですよ。走行中に部品が取れてしまったら大変ですよね。
トルクとは、回転軸を回転させる能力の大きさのことです。ボルトやナットを誰でも適切な締め付けが出来るように使用するのがトルク・レンチです。入学から一ヶ月で専門的な測定機器や特殊工具の使用方法まで学んでいきます。
これだけの工具名は最低でも覚えていただきます。
日常点検では、エンジン・オイルの点検やタイヤの点検など様々な点検を行って行きます。お客様が安心してハーレーライフを過ごして頂けられるようにプロ??プロと同じような点検を行いトレーニングして行きます。エンジン・オイルってご存知??ですよね、バイクを乗っているなら誰でも知っている……。 でも知っていました?ハーレーって車両によって点検する場所や方法も違うんですよ。 ハーレー専科の学生は車両別に点検方法を学んでいるんですよ。ちょっとでもプロの仕事に近付ける様に努力している学生たちでした。現場で活躍出来ることを期待します。