1963 FL
SHAKIN’ SPEED GRAPHIX
シェイキンスピードグラフィックス主宰、清水氏の愛車、1963FLデュオグライド。グレー味のあるグリーンのカラーリングが印象深いが、オーナーがフェイバリットに掲げるホットロッドカルチャーよりインスピレーションを受けたという。
シェイキンスピードグラフィックス主宰、清水氏の愛車、1963FLデュオグライド。グレー味のあるグリーンのカラーリングが印象深いが、オーナーがフェイバリットに掲げるホットロッドカルチャーよりインスピレーションを受けたという。
山梨県中巨摩郡よりエントリーを果たしたランズモーターサイクル。ご覧のマシンはS&S製のコンプリートモーターを搭載した一台である。
ベースとなる65FLパンヘッドモーターは全バラにされ、ストックスペックで丁寧にプリペア後、純正ウィッシュボーンフレームに搭載。ワンオフのエクステリアやハンドル、マフラーはオーナーとの度重なるディスカッションの末、決定されている。
S&S製のエンジンが搭載されたコンプリートカスタムの老舗、ロデオモーターサイクルが出展した「ヨンパチ」がイメージソースとなるモデル「CLASSIC」。幅広い年齢層から支持を得ているロデオの定番モデルと言えるだろう。
「よりコンパクトに」というオーナーの意向で製作されたというパンヘッド。シンプルにまとめられているが、その実緻密なモディファイが加えられている。
スプリングフォーク&リジッドフレームに前後16インチタイヤというパンヘッド本来のセットアップを保持しつつ、ワンオフのエクステリアを装着してH-D GENUINのイメージを完全に払拭した一台。どこから見てもMCDのカスタムバイクだと認識させられるヨンパチベースのチョッパー。
スタンダードであるが、丁寧に作り込まれているMCDの手によるパンヘッドチョッパー。ブラックを基調としたペイントと光沢を抑えた心臓部をトータルでの個性とし、「ビンテージ」と「レア」に頼らない同店のプライドを感じ取ることができる。
1949年式ELベースのチョッパーである。エクステリアはもとより、純正のリジッドフレームにまで及ぶ、カリフォルニアの空を思わせるキャンディーブルーのペイントが印象深い。
ロナーセイジのトラッドラインとも言えるスタンダードなチョッパー。しかしロナーセイジならではの緻密な計算が、そこかしこに隠されている。
均整の取れた王道とも言えるスタイリングが与えられたロナーセイジのスタンダードカスタム。緻密なリーフィングが冴え渡るカスタムペイントに目を奪われる。
前後のホイールキャップとスーパーレアなシューペリア製2in1ハイパイプがポイントとなるハイドラグライド。「リアフェンダー上のキャリアの荷物がこだわり」とはオーナーの弁。
日本の最高峰となるALL-JAPAN CUSTOM-BIKE-BUILDERS CHAMPIONSHIP。そのビルダーズチョイスにより選ばれた制限なしのフルスクラッチカスタムであるフリースタイルクラスを征したのは、ライドインショーでも2位を獲得したご覧のケンズファクトリーの手によるパンヘッドカスタムだ。
ジーンチョッパーズ仁田法男が手掛けた70sディガー。名古屋で開催されたジョインツ2010ではビルダーズチョイスを獲得した。
ロナーセイジの手による渾身のマシン。純正フレームをベースにワンオフのエクステリアが装着されタイトな車両に仕上げられている。
ハーレー専門のパーツディストリビューター、ガッツクロームのブースに展示されたデモバイク。49年式FLがベースであるが、「細く長く、かつ都内の渋滞でもスリ抜けができるチョッパー」をコンセプトに、東京のチェリーズカンパニーの手により製作されている。
骨格となるフレームやエクステリアのみならず、リムやヘッドライトハウジングなどディテイルに至るまで徹底的にブラックアウトしたパンヘッドチョッパー。ベースモデルは1949年式であるが、オイルクーラーは伊達ではなく、エンジンの排気量は98ciまで引き上げられている。
排気量1450ccまでボアアップされた1958年式のパンヘッドモーターを搭載したホットなロングフォークチョッパーである。製作を手掛けたのは千葉正樹率いるフリークス。
フリークスが製作したイーストコースト的雰囲気が漂うハードコアなチョッパー。排気量98ciのダイナマイトである! コンセプトは「より速く、より遠くへ!」というシンプルで揺るぎないものだ。
ほぼオリジナルのスタイルが保持された1956FLH。前年の55年からラインナップに加わったホットなハイコンプレッションモデル「FLH」にインストールされた通称「VICTORY CAM-SHAFT」の「V」にちなんだタンクエンブレムも、この年式のアイデンティティーである。
1960年式FLHがベースとなるハイトのあるロングフォークは、秋田市よりエントリーを果たしたビルダー館岡靖率いるディフェクトの手による一台。「細く長くシンプル」が指針であるが、41mmフォークをエクステンドしたナローなフロントエンドと、リアルフレイムスが描かれたフューエルタンクがポイントだ。
世界を股にかけるカスタムビルダー吉澤/植田のツートップが率いるZONのカスタムマシン。1949年式のFLがベースながらも斬新な発想により生み出されたスペシャルワン。
CCIのブースに展示されたこちらの車両は、横溝学率いるホグホリックの最新作である。製作者曰く「TOM FUGLEが製作したONLY ONE LOVEというパンヘッドがイメージソース」。
1970年代に製作された1949FLベースのチョッパーを神戸のナイス!モーターサイクル総帥カルロスボヘミアン岡田の手によりブラッシュアップされた一台。2009年の神戸ニューオーダーショーにも出展された車両である。
HILL CITY CYCLE SUPPLY製作の1948年式パンヘッドチョッパー。比較的ライトなモディファイながらも要所を抑えたカスタムが施され、ビルダーのセンスが光るマシンに製作されている。