1967 SHOVEL HEAD
KONGS
現オーナーが他のKONGSクルーより譲り受けたという1967年式のジェネレーターショベルをベースに、伊藤毅率いる横浜市のラフモーターサイクルガレージでエクステリアが一新されたマシンである。エクステンドされたテレスコピックフォークにより、若干カチ上がった骨格となる全体的なフォルムに、シッシーバーとキング&クイーンシートがベストマッチ。
現オーナーが他のKONGSクルーより譲り受けたという1967年式のジェネレーターショベルをベースに、伊藤毅率いる横浜市のラフモーターサイクルガレージでエクステリアが一新されたマシンである。エクステンドされたテレスコピックフォークにより、若干カチ上がった骨格となる全体的なフォルムに、シッシーバーとキング&クイーンシートがベストマッチ。
都会に合うカフェレーサーをコンセプトにジーンならではの解釈で仕上げたマシン。前後19/15のインベーダーホイールは外装のフラットベースのカラーリングに合わせオリーブグリーンにペイント。
27インチオーバーのフロントエンドが圧巻の78FLHはジャマー製フレームをベースにフロントを5インチストレッチ。2連のアリス製ヘッドライトはレンズをイエローに塗装し、時代考証を踏まえ前後19/18のホイールにはインベーダーを選択。
鈍い輝きを放つニッケルメッキフレームがポイントの1978ショベルチョッパーはダークトーンを基調にして製作されている。外装のディープパープルやエンジン、ホイールをブラックにすることでブラスのライザーやマフラーの存在感を強調している。
「仙台チョッパー」の名を全国に知らしめた主要ビルダーのひとりである千葉のカラーが全面に現れた1979年式ショベルヘッドをベースに製作されたチョッパーがコチラ。もはやお家芸と言えるストレッチフレームにロングフォーク、エイプハンガーとスポーツタンクを見事にバランスさせて不動のスタイルを入手している。
一貫してこの手のチョッパーを手掛けるビルダー千葉正樹主宰のフリークス。こちらの1967のアーリーショベルは全体をブラック&クロームで統一されている。
埼玉県のエルミラージュは王道的と言えるFRISCOスタイルに仕上げたショベルを出展。前後レッドのキャストホイールやミッドハイのポーカーパイプ、ハイライザー&スーパーバーといった普遍的セットアップを踏襲し、スリムかつコンパクトに製作されている。
ストックの4速フレームには全く手を加えずに、バランス良く仕上げられた1981年式ののFXS。引き締まった印象を与えるべく前後キャストホイール、マフラーなどをブラックアウト。
オリジナルMCブランド「ボスリーモーターサイクルス」の2008年式ECR。オリジナルフレームにはS&S製93ci.(1550cc)のショベルモーターを搭載。
「CRAZY MANTIS」と名付けられた1978ショベルヘッドは徹底的に手が加えられている。エッジの効いたワンオフハンドルはインナースロットルでクリーンな印象を与え、フューエルタンク/オイルタンク/リアフェンダーはアルミ板から叩き出しで製作されている。
ショベルヘッド以前の車両をメインに扱う秋田のディフェクトが持ち込んだ1980年式FLHは上方へエクステンドされたフレームとフロントエンドが個性となるマシンである。タンクアンダーパネルは丁寧にスムージングされてメインチューブと見事な一体感を演出し、程よいハイトのシッシーバーにはワンオフのキング&クイーンがセットされている。
チョッパーやビンテージバイクフリークが多いKONGS内において、ショベルヘッドのローライダーに情熱を注ぎ続けるオーナーの愛車。カスタムマシンが溢れ返ったクールブレイカーの会場内において静かな存在感を放っていた。
1980年式のFXEをベースに横浜のIMファクトリーが製作を手掛けたショベルチョッパーがコチラ。ベース車両のタイトな4速フレームを生かして徹底的にエクステリアをコンパクト化。
横浜のIMファクトリーが製作を担当したセブンティーズチョッパー。ベースマシンは1981年式のFXでブラックとクロームを基調にモノトーンで仕上げられている。
ストックのフォルムを生かしながら「60年代の人が想像した未来のハーレー」をイメージしたという夢のある一台がコチラ。1968年式FLHのガレージビルドライクな外装は、全て缶スプレーでペイントされたものだ。
若干立たせたネック角で軽快なハンドリングを実現したというジェネレーターショベル。骨格には純正ダブルウィッシュボーンを採用している。
もともとはバリバリのストローカーが組み込まれていた1969年式のFLHだが、始動性と乗りやすさを求め1200ccにドロップバックされている。キャブレターにはリンカートM74Bを取付けマイルドな乗り心地とし、エッグタンクはハイマウントでガソリン容量を確保している。
「バイクに乗り続ける50過ぎのオーナー最後のチョッパー」を念頭に乗りやすさに重点を置き製作される。純正のウィッシュボーンフレームにはクリアランスぎりぎりでコーンショベルを搭載。
シェイキンスピードグラフィックス主宰、清水氏の愛車、1963FLデュオグライド。グレー味のあるグリーンのカラーリングが印象深いが、オーナーがフェイバリットに掲げるホットロッドカルチャーよりインスピレーションを受けたという。
山梨県中巨摩郡よりエントリーを果たしたランズモーターサイクル。ご覧のマシンはS&S製のコンプリートモーターを搭載した一台である。
ベースとなる65FLパンヘッドモーターは全バラにされ、ストックスペックで丁寧にプリペア後、純正ウィッシュボーンフレームに搭載。ワンオフのエクステリアやハンドル、マフラーはオーナーとの度重なるディスカッションの末、決定されている。
S&S製のエンジンが搭載されたコンプリートカスタムの老舗、ロデオモーターサイクルが出展した「ヨンパチ」がイメージソースとなるモデル「CLASSIC」。幅広い年齢層から支持を得ているロデオの定番モデルと言えるだろう。
「よりコンパクトに」というオーナーの意向で製作されたというパンヘッド。シンプルにまとめられているが、その実緻密なモディファイが加えられている。
スプリングフォーク&リジッドフレームに前後16インチタイヤというパンヘッド本来のセットアップを保持しつつ、ワンオフのエクステリアを装着してH-D GENUINのイメージを完全に払拭した一台。どこから見てもMCDのカスタムバイクだと認識させられるヨンパチベースのチョッパー。