1982 FLH
JAPAN DRAG CUSTOM CYCLES
1982年式のFLHがベースで骨格もストックの4速フレームを使用しているが、ステム位置が遥か上方にエクステンドされ無二のフォルムを形成している。もちろん適正なトレールでのモディファイなので走行性能には遜色なし。
1982年式のFLHがベースで骨格もストックの4速フレームを使用しているが、ステム位置が遥か上方にエクステンドされ無二のフォルムを形成している。もちろん適正なトレールでのモディファイなので走行性能には遜色なし。
1966年式のFLHベースのご覧のチョッパー。ストックの4速フレームには手を加えず、ベースマシンの素性を生かしたマシンに仕上げられている。
滋賀県に居を構えるゾンは3台のオリジナルを従え、今期ニューオーダーショーにエントリーを果たした。フレームからフルスクラッチで製作される同店のカスタムマシンはそのエキセントリックなスタイリングにより、国内はもとより欧米のシーンからも高い注目を集めている。
山口県岩国市からエントリーを果たしたバドロータス製作の1984年式のFX。「B級感の中に新しさを組み合わせた」とはビルダー福永氏の弁。
「No choper No bobber No cafe racer……This is new age!」という指針のもと、山梨県のバイクガレージ・ココロを率いるビルダー内田氏が製作を担当したショベルチョッパー。ベースマシンは79年式なので骨格からワンオフ製作されたフルスクラッチカスタムである。
一目でBARBER-CYCLE製作の車両だと認識できる明確なコンセプトを備えたカスタムバイクであるが、コチラは往年のヒルクライマーがモチーフとなっている。「どこにでもある1982年式のFLHがベースですが、その気になればここまでできるということをカタチにして証明したかったんです」とはビルダー中杉氏の弁。
VISEブースに展示された1956FLH、パンチョッパー。手掛けたのは東京のホグホリックである。
熊本から参戦したレッドホットはビンテージパーツをふんだんに取り入れたパンチョッパーを出展。コンセプトが「JAIL」だけに監獄をイメージした鉄柵の中にディスプレイされた。
本人自ら会場にライドインを果たしたカルロスボヘミアン岡田の愛機、1949年式のFLチョッパーである。パテ埋め&モールディングが加えられたピーナッツタンクにフレーム、30年代のナックルヘッドのオイルタンクが取り付けられている。
マニアック&チョッパー専科の村山モーターサイクルの持ち味が存分に発揮された1955年式のFLパンチョッパー。ビルダー村山氏曰く、特別なことは何もやっていないというが、見るほどに同店ならではの突出したカスタムマナーが伺える。
グラスルーツのビルダー内山氏、渾身の一台を紹介しよう。ワンオフ製作されたエクステリアを筆頭に見所は尽きないが、パンヘッドとショベルヘッドからなるハイブリットエンジン、製作者自らの手による緻密なカスタムペイントには要注目である。
均整の取れたオーセンティックなアウトラインのコチラのパンヘッドチョッパーは、愛知県豊橋市に店を構えるフリースタイル代表のビルダー中川氏が手掛けた一台。パンヘッドモーターの存在感を際立たせるワンオフのエクステリアにこだわりあり。
一見してCUSTOM WORKS ZONの仕事だと分かるオリジナリティ溢れるクリエイション。往年のボードトラックレーサーに対するゾンのひとつの解答であり、ベースは1949年式FLを採用。
富山県高岡市のバーバーサイクル率いる中杉昌晴が製作を手掛けた渾身の一台を紹介しよう。古き良き時代のアメリカで盛んだったボードトラックレースでオーバルトラックを駆け抜けたレーサーがモチーフである。
1965年式のエレクトラグライドをベースに純正スイングアームフレームをハードテイル化。フロント19インチ/リア15インチのタイヤサイズでアウトラインが形成されている。
レアなVLフォークにショートタイプのZバーが取り付けられた1940年式のELナックルボッバー。「自分らしく」をコンセプトに、デュアスカラスサイクルスの手により製作されている。
サティスファクション山口氏、渾身のフルスクラッチカスタムが、今期ニューオーダーショーのビルダーズチョイスを獲得。骨格となるフレームの斬新な形状にワンオフのオリジナルガーターフォーク、シートマウントなど、強烈な個性を発揮している。
このナックルチョッパーはカルロスボヘミアン岡田ならではの「隙だらけ」のフィニッシュと言える一台。フロントフォークは70年代デンバー製の6インチオーバー、フロントホイールは17インチをチョイス。
ルーカスインポートのブースに展示されたオールドスクールテイストのナックルヘッドボッバー。フロントのH型アルミリムやリアのマグホイール、オイルフィルターのリブドカバー、34mmのフロントフォークなどなどビンテージフリークならではの通好みなパーツセレクションで構成されているこのナックルヘッド。
ミーティングなどに行くと、モーターステージのブラスマフラーを付けているオーナーは少なくない。今や同ショップの代名詞でもあるブラスマフラーを生み出した代表の廿枝 正氏は、かつてシングルバイク系パーツメーカー『ウェリントン』(現:WM)の創業メンバーのひとりで、二輪業界で知らない人はいない人物である。
日本限定カラーとして今期より登場したネイビーカラーを用いた一足。耐久性に秀でたカウハイドはWESCO社で取り扱うレザーの中でももっとも肉厚で、重厚な紺色に染色されていることから違和感なく足元に取り込める。ファッションを超えたライフスタイルを体現するにふさわしいモデルと言える。
さまざまな派生モデルの中から、農作業を目的として生まれたパッカーカスタム。ルーツは牛を追い続けるカウボーイ愛用のパックライディングブーツで、ウエスタンの特徴を持ち合わせているなど、他のモデルとは違った表情を持つ。操作性に優れたトゥへのカスタムなどバイク乗りに嬉しい側面も持つ。
エンジニアブーツとハーネスブーツをバランスよく融合させた THE BOSS × HARNESS CUSTOM。カスタマー個々の仕事の環境やライフスタイルを反映させたカスタムモデルの好例とも言える1足で、両方の特徴を組み合わせたハイブリットカスタムである。WESCOのさらなる魅力が伺える。
森林火災から人々を守る森林消防隊員の足元を守るFIRESTOMER。Vibram社製の耐火ソールや強度と耐火性について高い評価を得るケブラーを採用し、彼らの特異な仕事を支えている。これらは風雨に身を晒すバイカーの日常にもそのまま取り入れられるもので、WESCOの高い品質を表す一足と言える。