VIRGIN HARLEY | HORSEHIDE NARROW WESCO ENGINEER BOOTS 特集記事&最新情報

特注のホースハイドを使った2014年限定モデル

2010年に限定モデルとして登場し、市場を圧巻したNARROW WESCO ENGINEER BOOTS。1930~50年代のエンジニアブーツの木型から製作されたナローなシルエットが特徴的なこのモデルが、ホースハイドを使用したモデルとなって復活を果たし、この度限定販売されることになった。

ブーツの大部分を占めるシャフト(筒)、カウンター(踵)、ガセット部にオリジナルのホースハイドを使用。耐久性と防水性を考えてブラックレザーライニングを装備している。その他のヴァンプ(爪先)とストラップ、バックステイにはオイルを多く含み、吸い付くようなフィット感が特徴のブラック・タイ・ドメインレザーが使用されている。もちろんバイク乗りが気になる防水性も高い。

今回特別に用意されたホースハイドはタンナーに原皮から鞣し、染色に至るまでWESCO JAPANがプロデュースを手掛けた特注のホースハイドで、同社の厳しい基準を満たした厚みのあるレザーに仕上げられている。ホースハイドの魅力である独自のシワや光沢が履き込むほどに現れ、一生手放せないブーツになること必至。革の表面をしっかりと着色したブラックカラーは革の芯や裏側まで染まってはおらず、履き込むことで表面や内側、さらに裏面に至るまで個性的な風合いに仕上がっていく。

もちろん、NARROW WESCO ENGINEERの美しいシルエットも見逃せない。シャープな爪先のフォルムや各部のトリプルステッチ、鉄製の逆反りローラーバックル、ビンテージロゴの刻印、さらにライニングに縫い付けられた、ビンテージを再現したタグなどマニアを唸らせる仕上がりとなっている。ソールはブラウンエッジのVIBRAM #700、ソールを縫い付けるヘビーステッチはホワイトが使用されている。ブラックの専用シューボックスも魅力的だ。ホースハイドのここまでこだわったブーツはWESCOだからこそ実現できたと言えよう。これがWESCOクオリティーなのだ。

  • ホースハイドを使ったシャフトの正面にビンテージロゴの刻印が押されている。このシワと光沢にも注目していただきたい。

  • 右足のシャフトの裏側にはビンテージを再現したタグが縫い付けられている。外からは見えないがオーナーだけが密かに楽しめるディテイルだ。

  • バイク乗りには嬉しい防水性と耐久性を高めるブラックレザーライングを装備している。WJの刻印は正規品の証である。

  • 逆反りの鉄製ローラーバックルやトリプルステッチもこのモデルの特徴的なディテイル。言われなければまず気付かないマニアックなポイントだ。

  • シャープな爪先が美しいNARROW WESCO ENGINEER。旧モデルのヘビーステッチはブラックであるが今回はホワイトを採用。

  • ソールは高いクッション性とオールド感溢れるそのルックスが特徴的なVIBRAM #700を装備。ブラウンエッジもポイントだ。

  • 履き込めば、ご覧のようにホースハイド特有のシワと光沢が現れてくる。これがホースハイドの醍醐味と言えるだろう。

  • ステッチが特徴的なバックステイがポイントとなる後ろ面。プルストラップは割愛されている。ハイトは10インチを採用。

  • 専用のブラックシューボックスも嬉しいポイントであろう。後ろに見えるのはこのモデルに使われている特注のホースハイド。