ボスのフィット感には驚かされました。」
和歌山県で内装屋を営む「HULK」こと清原直文。彼の愛機は9年の付き合いとなるゼロエンジニアリングが手掛けた1946年式のナックルヘッドチョッパーである。現在このナックルヘッドはエンジンOH中のため、セカンドマシンのアエルマッキが彼の足となっている。排気量250ccの1964年式スプリントHをスクランブラーテイストにカスタム。前後のHリムとMT53がこだわりの一台だ。そんな彼が愛用するブーツはプルオンブーツのボスで、リンチシルバースミスによるカスタムが施されている。
「上下のストラップに取り付けられたシルバー925のハトメがリンチカスタムのポイントです。ペブルレザーを使いカスタムフィットで製作してもらいました。もう一年くらい履いていますが、お気に入りの一足になっていますね。このボス以外にもう一足ボスがあり、あとジョブマスターとジョンヘンリーも持っています。バイクに乗るときはもちろん、仕事の時も、あと休みの時も毎日ウエスコを履いています。
はじめてウエスコを手に入れたのは、忘れもしない97年でした。カスタムフィットで作ったボスを妻にプレゼントしてもらったんです。今までいろんなブーツを履いてきましたが、ボスのフィット感には驚きました。そのボスを履いて息子にサッカーを教えていたくらいですから(笑)。ホールド性が高く、歩きやすい。防水性の高さにも驚きましたね。雨の中、バイクで走っても、まず水が染みてくることはない。足が守られている感覚があるんです、それでいて足裏の感覚もちゃんとある。ウエスコは僕にとって素肌のようなもので、まさに体の一部のような存在と言えますね」