ハーレーとウエスコが育む親子の絆。
大阪市港区で小山お好み焼き店を切り盛りするローライダー乗りのローラさん。バイク乗りの頼れる姉御的存在として大阪では知る人ぞ知るお人である。そんなローラさんの足元を固めるのは、2004年にウエスコとしては初のレッドレザーを使った限定モデルとして発売された、”レッド・ドラゴン”。このボスが、愛車のツインカムローライダーで年間2万Km近くは走るというタフなローラさんの相棒だ。
「ワタシ赤が好きやねん。8年目の付き合いになるこのブーツは、大阪で開催された初のウエスコ展示会で、社長のロバータが履いているのを見て一目惚れやったんです。バイクに乗るときはいつもウエスコ。ソールを何回張り替えたか分からんし、この前トウの内側もリペアしてもらいました」
そんなローラさんのご子息、昌一さんも同じハーレー乗りであり、ウエスコのヘビーユーザーである。自身と生まれ年が同じ1983 FXDGに乗るときは必ずハーネスを履くという。「このハーネスはカスタムフィットで作ってもらったんで、フィット感は抜群です。昔ビューエルに乗ってたころ、フロントフォークが折れるような事故にあったんやけど、このハーネスを履いてたおかげて捻挫で済みました。タフなブーツです、ウエスコは。どんなにドシャ振りの中走ってもウエスコなら足元が濡れることはない。ただし12時間走りっぱなしのときは、さすがに染みてきたけど(笑)」。
このお二人は本当によく走る。お店が休みの前日夜9時ごろにテントを積んで二人で走りに出かけるという。気持ちいい道を選んで、ただひたすら走りまくる。疲れたら景色のいいところでテントを張って野宿。翌日は時間の許す限り一般道を走って帰宅。こんなハードで気ままな旅を二人は心底楽しんでいるのだから、走行距離も伸びるはずだ。そんな親子の足元はいつも強固なウエスコブーツで守られている。
取材協力:
小山お好み焼き店