背筋がピンと伸びるような感じがします」
雑誌HOTBIKE JAPAN創刊以来、雑誌の顔とも言える躍動的な写真を取り続けるカメラマン磯部孝夫。ハードワークを信条とする磯部カメラマンの足元を固めるのは、ここ30年間は編み上げのブーツであった。「朝ブーツに足を通し、紐を締め上げると気合いが入る」という氏の言葉からも、愛用のブーツに対する思いを察することができる。そんな磯部カメラマンが、WESCOのプルオンブーツの代表モデル「BOSS」を手に入れた。10カ所以上も足を計測するカスタムフィットで製作されたBOSSである。
「僕がエンジニアブーツに興味を持つようになったのは2010年に発売されたWESCO JAPAN限定モデルのナローエンジニアブーツを大阪のお店で履かせて頂いたのがキッカケでした。カメラマンという職業柄、立ち仕事が多いので、機械作業用の安全靴というヒストリーを持つBOSSは最適だと思い、カスタムフィットで製作してもらいました。まだ履きはじめて数分ですが、もう足に馴染んで来た感じがします。編み上げのブーツと違って、脱ぎ履きもすごく楽ですね」
磯部カメラマンのBOSSには防火防水のBKFレザーが使われており、より高い耐久性を求めシャフト(筒状の部分)にはブラックのレザーライニングが施されている。ハイトはショートタイプの9インチ、ニッケルのローラーバックルに爪先の形状はバブルトゥをチョイス。ソールはスタンダードな#100ソールが取り付けられている。そしてこのBOSSは雑誌HOTBIKE JAPANの20周年を記念し、創刊以来の貢献者である磯部カメラマンへ感謝の意を込めて池田編集長から贈られたプレゼントなのだ。
「自分のブーツが出来たという感じがします。背筋がピンと伸びる感覚です。一生履き続けますよ!」
取材協力:
IsobeTakao.com