「このチャンピオンボスは、7~8年くらい前にWESCO JAPANがまだ港区にある頃にオーダーしたものです。岡本さんとはアメリカ村時代からの知り合いでしたので」
TRAMP CYCLE代表の長岡守は、このブーツを手に入れた当時のことをそう語る。彼のチャンピオンボスは2005年に日本限定モデルとして、はじめてホースハイドを使って製作された稀少なモデルであり、ビブラム社の#700ソールに定番のニッケルバックル、ブラックのレザーライニングが張り込まれている。エンジニアブーツをこよなく愛する彼に、さらに話しを伺った。
「夏は下駄か雪駄が僕の定番なんですが、それ以外の季節はいつもエンジニアブーツを履いています。13~14才くらいのときにはじめてエンジニアを買って以来、数え切れないほど履き潰していると思いますよ。バイクに乗るようになってからは毎日エンジニアブーツを履いています。まさに体の一部のような存在だと言えるでしょう。メカニックという仕事柄、エンジニアブーツのプロテクション効果も日々体感しています。エンジニアは金属加工中も削りカスがブーツの中に入らなくてすごくいいんです。あとバイクのステップなんかで足のスネを打つ事も多いですしね。ウエスコは本当に作りがいい。まさに一生モノのブーツという感じがします。レザーもしっとりしていて防水性も非常に高い。しかもカッコイイですしね。これからはじめるドラッグレースでも履いてみたいと思っています」
取材協力:
TRAMP CYCLE