パッと見ただけでフォーティーエイトと分かる本来のシルエットを活かしながら、ノーマルにはないレーシーな雰囲気と鮮やかなカラーリングで新たなキャラクターへと変貌を遂げた、新感覚のカスタム フォーティーエイトだ。
「グリーンのバイクにしてほしい」という大阪在住のオーナーからカスタムオファーを受けたのは、兵庫・加古川のカスタムショップ「カスタムファクトリー ノイズ」。アレンネスやローランドサンズといったカスタムパーツをうまく取り入れ、自社オリジナルパーツで無駄のない美しいシルエットを生み出す手腕に定評があるショップだ。このフォーティーエイトもそんなノイズ渾身の一台で、車体が描くフォルムはノーマルをはるかに超える。
ハンドルやステップ位置に変更はないが、だからこそフォーティーエイトが持つ本来のボバースタイルがそのまま残され、フェアリングやロングタイプのフロントスポイラー、オリジナルのソロシートによってよりビンテージレーサーテイストを強めている。ここまで来ると、クラシカルなカラーリングに走ってしまうところだが、オーナーご要望のカラーをクラシカルとはせず、現代の最新モデルかと思わせるほどきらびやかなグリーンとした。ブラックを基調とするエンジンやホイールと描くコントラストが、このマシンの持ち味を引き立てていると言えるだろう。
まだまだ化ける可能性を秘めたフォーティーエイト、今後の進化が楽しみだ。
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