1903年にミルウォーキ-で産声を上げたハーレーダビッドソンは今年で生誕110周年を迎える。ところで日本にはじめて輸入されたのは1913年式のMODEL 9Eであったことをご存知であろうか? ルノーグレーのペイントから「サイレントグレーフェロー」と呼ばれたMODEL 9E。吸気はOHV、排気はSVという61ciのオホッツバルブエンジンを搭載した車両であった。イグニッションはボッシュ製マグネトーを採用し、1913年における9Eの販売価格は当時350ドルであったという。
そして2013年はハーレーダビッドソン日本上陸100周年となり、それを記念してFLSTN SOFTAIL DELUXEとFXDL LOW RIDERにアニバーサリーモデルが用意されることになった。これらは前出のMODEL 9Eのカラーリングを身に纏ったカスタムペイントモデルであり、フューエルタンクには日の丸をモチーフにした専用ロゴが描かれている。それぞれ限定100台のシリアルナンバー付きで販売は2013年1月19日よりスタート。Willie G. Davidsonのメッセージ入りパブミラーがプレゼントされる。FLSTN SOFTAIL DELUXE日本上陸100th記念限定カスタムペイントモデルのメーカー希望小売価格は250万円。FXDL LOW RIDERについては明日お伝えしよう。