皆様、明けましておめでとうございます。今回は新年一発目の更新ということで、2015年に登場したハーレー2016年モデルの人気ランキングをお届けしよう。対象記事はバージンハーレー.COMの記事でも随一の人気を誇る「ハーレーダビッドソン2016年式モデルカタログ」。このカタログの中で昨年最も見られた回数が多かったモデルをランキング形式でご紹介。それではハーレー2016年モデル全33台の中からベスト10を発表します!
デビューは2007年と新顔ながら、不動の人気を誇るストリートボブ。シンプルゆえに、カスタムベースとしてカスタムビルダーから親しまれるモデルでもある。2013年にマイナーチェンジを行ったストリートボブは、トリプルツリーやスポークホイールをブラックアウトし、ダークカスタムモデルとしての存在感をも放つようになった。やはりポイントはこのエイプハンガーであろう。
アメリカで大きな人気を誇るカスタムスタイル「バガー」のベースモデルとして生み出されたストリートグライド。「プロジェクト ラッシュモア」の恩恵から、フレーム&フロントフォークの剛性アップ、さらに一新されたボディデザインと、一層モダンな雰囲気をまとうこととなった人気のストリートグライド。グラフィックもあえてシンプルにしているところが、カスタム欲を刺激してくるよう。
第9位に入ったアメリカで高い人気を誇るカスタムスタイル「バガースタイル」向けのベースモデルとして輩出されたストリートグライド。その他にない個性的なバガースタイルを夢想させる最高の素材を、カンパニー自らが料理してしまったのがこのCVOストリートグライド。パワーユニットにはスクリーミンイーグル製ツインクールド ツインカム110エンジンが、見た目以上のパワフルなライディングを生み出す。
1977年、ウィリーGの手によって生み出された伝説の名車ローライダーの後継モデル。この新型のローライダーは往年のスタイルをインスパイアしつつも、快適なライディングを約束する高い機能性を備えている。注目は可変式プルバックライザーと脱着可能なバックレストが標準装備されているところ。今年はカラーバリエーションも一新し、その人気に拍車が掛かった。
ハーレーラインナップ屈指の人気を誇るXL1200X フォーティーエイトの牙城に迫る勢いを見せるブレイクアウト人気は、今期も衰えることを知らない。それどころか、103キュービックインチ化したことでその力強さにますます磨きがかかった印象さえある。圧倒的な人気を誇ったCVOブレイクアウトの後継者として恥じないプレゼンスを放ち、カスタムベースモデルとして絶大な支持を得ている。
一世代前のローライダーに採用されていた5スポークホイールにファットボブのストレートライザー&ドラッグバー、フォワードコントロール化したステップ位置、ダブルシートと、基本形は昨年登場したFXDBB ストリートボブ リミテッドと同じ仕様のスペシャルモデル。オーナーのエッセンスが加わって、初めてこのストリートボブ スペシャルは日の目を見るのだろう。
ベースモデルはFLSTFB ファットボーイローで、CVOモデルに採用されているスクリーミンイーグル製ツインカム110Bエンジン(排気量1801cc)が搭載されたモンスターモデル、それがファットボーイS。今年、ソフテイルファミリーのモデルはすべて103キュービックインチ化したのだが、このファットボーイSはさらにその上を行くモデルとして人気を博した。
説明不要の人気モデル、フォーティーエイトがマイナーチェンジを行った。新デザインのソロシートとラウンドエアクリーナー、9スポークホイールと、強烈な個性を解き放つ。何より注目したいのは、前後サスペンションのアップグレードだろう。リアサスペンションは、296ミリと短くもライダーへの衝撃を緩和するしなやかな動きを見せる。まさに隙なしのフォーティーエイトが3位を獲得。
かつてダークカスタムモデルの先駆けとして登場したアイアンが、カンパニー所属の日本人デザイナー ダイス・ナガオ指揮の下、大幅にブラッシュアップ。アイアン本来のシルエットを変えることなく、ライディングパフォーマンスの向上を目的に前後サスペンションの改善に着手。スポーツスターのスタンダードモデルとして正常進化を果たしたアイアンが2位に食い込んだ!
ソフテイルファミリーのなかでも随一のライディングパフォーマンスを誇るFLS ソフテイルスリムに、現ハーレーダビッドソンで最高クラスにあたる排気量1801ccのスクリーミンイーグル製ツインカム110Bエンジンが積み込まれたソフテイル スリムS。これにより、ノーマルのスリム以上に凶暴な暴れ馬となったことに疑いの余地はない。やはり今期、最も注目を集めたニューモデルだけに納得の第1位獲得だ。