インテックス大阪(大阪・南港)での開催となった今年のニューオーダーチョッパーショー、それでは駐車場の賑わいぶりをご覧いただこう。
驚きの価格連発のオークション
そして今年のアワードは……
レポート第2弾では、これぞ関西!というベンダーブースの模様にチョッパーガールの会場内行脚、バーバリアンサーカスと恒例のオークション風景をお届け。気になる今年のアワード トップ3とVIRGIN HARLEY.comピックの受賞ショップ、そしてお待ちかね(?)、ニューオーダーチョッパーショー名物となったロープアートショーなどなど、カスタムバイクだけじゃないイベントレポートをご覧いただきたい。
NEW ORDER CHOPPER SHOW 10th Anniversarry 開催概要
- 主催/ニューオーダー実行委員会
- 開催日時/2015年7月26日(日) 9:00~16:30
- 開催場所/インテックス大阪 3号館
- 入場料/[当日] 3,000円 [前売] 2,500円
フォトTOPICS(写真点数/53枚)
01ここ南港でのバイクイベントと言えば、モーターサイクルショーやハーレーの試乗会イベントなどが主。カスタムショーが開催されるのは今回が初めて。
02大阪の中心地(梅田や難波)からおよそ30分ほどの場所にある南港に、次々とカスタムフリークが集まってきた。
03強烈な陽光が照りつけるなか、バイク専用駐車場をカスタムバイクが埋め尽くしていく。
04一見すると駐車違反の取り締まりのように見えるが、あくまで駐車場代を支払っているシーンです。
05カスタムショーながら、バイクはハーレーの他、各種モデルが入り交じったバリエーション豊かな様相に。一台として同じバイクはなし!
06強烈なロングフォークバイクも参戦。駐車場での注目度はナンバーワンだった。
07こちらは大阪府内からお越しのホンダ カブ。お仕事の途中だろうか……。
08バイクの顔でもあるフューエルタンクのスタイルを見ているだけでも飽きない。まさに“もうひとつのカスタムショー”だ。
09バイク専用駐車場の入場待ちが。それにしても、堪える暑さだった。
10正午を超える頃には、会場内の賑わいはピークに。やはりカスタムショーに賑わいは不可欠だ。
11ショーの大きな目玉であるベンダーブースはどこも満員御礼状態。今回だけの限定商品もあった?
12関西で人気急上昇中のブランド『ノーネーム!』は3年連続での出展。1950年代スタイルのアイテムに人気が集まる。
13ハーレー乗りのあいだでも高い人気を誇るアパレルブランド『アイアンハート』も出展。……と、どこかで見たカメラマンが買い物中であった。
14ハーレーを知る代表の原木さんプロデュースのアイテム群は、確実にツボを押さえたものばかり。さらなる新作の登場にも期待大!
15こちらも見逃してはならないアメリカンカジュアルブランド『オリオンエース』も東京から参戦!
16人気グッズがずらり詰め込まれたブースにはオーディエンスが殺到。そのなかには、なんと叩き売り価格のレザーウォレットまで。長谷川社長、太っ腹!
17今年、大阪・江坂に新店舗を立ち上げたアメリカンビンテージ専門店『シックスヘルメッツ』。今年は単独でのブース出展となった。
18津田社長が海外から仕入れてくる珠玉のアイテムの他、最近注力しているオリジナルアイテム群にも人気が集中。ヘルメットをはじめ、ビンテージのモーターサイクルアイテムを多数取り扱っている。
19カスタムペイント専門店『サードアイ』はオリジナルグラフィックのヘルメットをずらり取り揃えてきた。
20こちらはハーレーのスタイルにまとめたモンキー、『モンダビ』。もちろんカラーリングはサードアイによるもの。今年のCVOストリートグライドそのものにまとめてある。
21先ごろ、東京・江戸川に新店舗をオープンした『TT & カンパニー』。もはやカスタムショーでは常連的存在だ。
22ディテールにこだわったヘルメットやレザーアイテムにオーディエンスの手が伸びる。さらなる新作のプロダクツも近日発表とのこと。青木さん、楽しみにしています!
23バイク乗りならヘルメットを見ているだけでワクワクがとまらなくなるところ。もはやひとつじゃ足りない?
24こちらもカスタムショーではお馴染みのアメリカンプレートコーナー。好みの一枚を飾るだけで、普段のガレージの雰囲気が一変するから不思議。
25『CHOP TREE』と名付けられたグラスアート。表情豊かなアイテムが、ガレージに彩りを与えてくれるだろう。
26こちらは九州の『ジンギーズ』ブース。代表の浅川仁義さんがアメリカで手に入れてくるモーターグッズは見るものを楽しませる。そしてよく見てみると……とんでもないレアグッズが隠れていることも。
27こちらは日本でまず見かけない種類のモンスターエナジーがずらり。サイズも大きく、さすがに全種類飲み比べは辛い……。
28『ヨコハマ ホットロッドカスタムショー』主催の『ムーンアイズ』も横浜・本牧からはるばる参戦。このロゴが飛び込んでくると、改めてムーンの存在感の大きさを感じずにはいられない。
29こちらは珠玉のシルバーリングがずらり。やはりアクセサリーにはこだわりたいのがバイク乗り!
30こちらもカスタムショーの常連である鋳物専科『FORK』。東京からの道中でマシントラブルに見舞われたとか。長谷川さん、長寿と繁栄を。
31ハーレーのみならず、国産クラシカルモデル向けの鋳物パーツを多数取り揃えており、その作り込みに足を止めるオーディエンスが後を絶たない。
32特売品として見逃せないファイヤーキングもずらり。ガレージでのひとときに特別な一品を選ぶのも一興だ。
33ハーレーの他、トライアンフなどの輸入メーカーに国産メーカーのカスタムバイクも並ぶニューオーダー。こちらはカスタム カブが3台揃い踏み。奥にいるのは……ツアラーカブ?
34そしてショーのなかでもっとも大きな賑わいを見せるのが、チョッパーガールの場内めぐり。
35やはりソリッドなカスタムバイクには艶やかで美しい女性の存在が不可欠か。
36MCの軽快なトークに流されるように、チョッパーガールの艶かしいカットを狙うオーディエンス。今年のチョッパーガールはまた一段とハードだ。
37日本屈指のペインターが集うニューオーダー名物の『バーバリアンサーカス』も大きなエリアが設けられた。
38アメリカのカスタムカルチャーにインスパイアされたオリジナルグッズの数々がずらりと勢揃い。いずれもチョッパースタイルを個性的に演出する。
39なかでも見どころはピンストライパーによる実践だろう。普段使いのヘルメットに彼らの筆が入るだけで、異なる次元のグラフィックへと昇華させられるのだ。
40今回のオークションのためにピンストライパーやペインターが手がけた“この世にひとつだけ”の作品群。さぁ、お楽しみの時間のはじまりだ。
41オークションゾーンにはフリークが集まった。お目当ての作品を手にすべく、財布のなかの軍資金を確かめつつ……。
42ベットの声が積み重なるにつれて会場はヒートアップ。ここぞ!のアイテムを見つけたオーディエンスの執念たるや!
43見事に目当てのアイテムを手に入れた幸運なオーディエンスたち。チョッパーガールに囲まれて気分は最高潮!?
44そして、待ちに待ったアワードの発表だ。各メディアのピックにはじまり、ビルダーズチョイスによるベスト3が選出され、このプレートが手渡される。
45ステージ前に3台のカスタムバイクが登場。どうやらこちらが今年のビルダーズチョイス ベスト3のよう。
46ステージでは次々とメディアピックが手渡され、そしてアワードの発表が……。第3位は大阪のリボルト(左下)、第2位は京都のラック(右上)、そしてチャンピオンに輝いたのは、神戸のエースモーターサイクル!
47こちらはお嬢さんと一緒に受賞に現れた京都のホットチョップ 中野健太郎さん。おめでとうございます!
48そしてVIRGIN HARLEY.com ピックを手にしたのは、愛媛のナッツカスタムサイクルズ! ビルダーの清水胤良さん、おめでとうございます!
49受賞したバイクはこちら、1985年式の四速エヴォ FXSB。クラシカルなシルエットを突き詰めたツインショックボバーだ。
50明確な完成形をイメージしつつディテールを煮詰めた一台、細部を眺めているだけでも飽きないほど。なによりスポーティな走りを予感させるビンテージレーサースタイルの完成度も大きなポイントだった。
51ナッツ代表の薦田浩志さん(左)と清水胤良さん。また次回作、期待しています!
52最後のシメとなるのは……みんな大好き『ロープアートショー』。今年は趣向を変えた演出にはじまり、そして上条早樹さんのパフォーマンスが会場をヒートアップさせていった!
53息をのみながらロープアートショーを見守るオーディエンス。最後まで盛り上がり続けたニューオーダーチョッパーショー、今から来年の開催が待ち遠しい。