今なお歴史をつむいでいる
ハーレー歴史博物館へ
1903年の創業から数えて110年を迎えたハーレーダビッドソン モーターカンパニー。産声をあげたウィスコンシン州ミルウォーキーに今も居を構える彼らは、アメリカの魂とまで揶揄される存在であり、またミルウォーキーの街の誇りでもある。
2008年、ミルウォーキーの中心部に誕生したのがこのハーレーダビッドソン ミュージアムである。ここにはその歴史の第一歩であるハーレーダビッドソン初号機 シリアルナンバー1をはじめ、400台以上と言われる歴代モデルがところ狭しと並べられ、往年のレースシーンやカスタムカルチャーなど当時の臨場感を伝える演出もなされており、“ハーレーダビッドソンの神殿”と呼ぶにふさわしいスケールのミュージアムとなっている。
110年を迎えた2014年、『Project RUSHMORE』の名のもとに生まれた新型エンジン「TWIN-COOLED TWINCAM103」を搭載したFLHTK TC ウルトラリミテッドが新たに展示、さらなる進化とともに歴史の1ページを刻んだ。110周年アニバーサリーセレブレーションのメインステージとなったそのミュージアムの中身を大々的にご紹介しよう。