初代のローライダーに高校生の頃に出会い、ものすごく衝撃を受けるほど憧れました。そのスタイルを踏襲して復刻された2015年モデルのダイナローライダーは文句なしにカッコイイです。キング・オブ・モーターサイクルと言われるハーレーですが、ゴテゴテとした装備品のツーリングはちょっと趣味が合わず、かと言ってちょっともの足りない排気量や重厚感のスポーツスターは買う気がしない。そんないわばハーレーの大排気量と重厚感とスリムでスポーティーなスタイルも併せ持つモデルのローライダーは、国産アメリカンモデルの追随を許さぬ威厳ある走りとスタイルに軽快なハンドリングと疾走感を味わえる唯一最高のオートバイです。
日本仕様モデルは排ガス対策の為に音量がダウンされたマフラー、薄い燃料などで、本来のハーレーの乗り味が大きく損なわれています。だから国内仕様のままでは全くこの高価格に見合うハーレーの持ち味は台無しになっていると言わざるを得ません。音も国産バイクと変わらず、トルク感などもイマイチですから、インジェクションチューニングをしないと本当の良さは味わえないと言うのが残念です。費用にして最低約20万円程度の更なる出費を覚悟しないと、ホンモノのハーレーサウンドと乗り味が楽しめないのが不満です。
今はまだマフラーを北米のものに変えただけですが、それでもハーレーサウンドが国内仕様よりもずっと楽しめるようになりました。なんだかんだ言ってもやはりハーレーは別格で、乗っているだけで特別な気分が味わえます。オートバイ乗りの夢、「いつかはハーレーに!」はやはり何としてでも実現すべき人生の必須項目だったなと強く思います。どうぞ自分の背中をあなた自身の手で押してあげて、思いきってハーレーの世界へ飛び込んでしまいましょう!
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