今回の再デビューのために設計されたパーツを数多く配した XL883L Super Low。
目指したのは“ミニダイナ”?
ツーリング仕様の XL883L Super Low!
88万3,000円という価格からもっともお手ごろなハーレーとされていたスポーツスター XL883L が装いを新たにし、XL883L Super Low として再デビューを果たした。1200モデルが搭載するワイドタンクにミシュラン製ラジアルタイヤ、アップライトハンドル、新設計のシートにリアショックなど、スポーツスターの中でもスタンダードモデルだった一台にハイグレードなパーツが多数搭載されることに。試乗インプレッションは後日とし、まずはディテールカットから紹介していこう。
フォトTOPICS(写真点数/10枚)
01ライディングフォームを安定させる役割を担うアップライトハンドル。高さはちょうど肩ほど。
02ツーリング向きと言える容量17リットルのワイドタンク。
03シート高643ミリという設計の専用ソロシート。
04ミシュラン製ラジアルタイヤを前後に装着。ホイールデザインは本モデルのオリジナル。
05ラジアルタイヤを装着したことでフロントフォーク幅が若干広くなり、ヘッドライト周りが膨らんだ印象に。
06ディスクブレーキはシングル仕様。
07エンジン部分は従来の XL883L のものを採用。
08ローダウンモデルゆえ、コーナリング等でバンクセンサーを擦る機会もしばしば。
09XL883L のものよりフォークトラベルが15.2ミリ長くなった新設計のリアショック(63.5ミリ)。
10身長165センチのライダーの足つき。細身のシートに変えるだけで不安は解消されるだろう。