一発一発の鼓動感はなんとも魅惑的で、ハーレーを片付けたあとも、耳には排気音が、腹の奥には鼓動感がいつまでも残っています。TCと比べると荒削りですが、それも味であり愛おしくさせます。
快適さを求めるのであれば、EVOはむいていません。高速も120kmの巡航がギリギリです。後ろの席の人はきっと苦痛でしょう。オイル漏れなども当然あります。
ドコドコドコォーっと荒野を走る、それが私のハーレーのイメージです。
EVOのエンジンはまさにそれでした。完全に自己の世界に浸れる夢の乗り物です。
TCはこれからも乗る事が出来ます。
皆さんのハーレー人生の中に、EVOの歴史も刻んでみてはいかがですか。