まずは乗ってみようぜ!
伝統のブランドが語りかけてくる
半世紀以上もハーレーダビッドソンとアメリカの盟主の座を争い続けたモーターサイクルメーカー INDIAN。しのぎを削ったライバルメーカーは、常に頂点を目指して時代の最先端であり続けた存在であり、それが今日のアメリカンモーターサイクルシーンを支えているものと言えよう。インディアンをまとってハーレーダビッドソンに乗るということは、すなわちアメリカという国のモーターサイクルカルチャーそのものを敬愛することにほかならない。
そんな伝統あるブランドを冠したモーターギアのテーマは“RIDE ON”。意図するところは読んだとおり、「まずは乗ってみようぜ!」。オートバイで駆け抜ける喜びを存分に楽しんでもらうためのウェアづくりこそ真骨頂とされている。ビンテージルックなデザインは味わい深い旅先の風景のみならず、ダークなストリートシーンでも映える美しさを兼ね備える。細かな質感にもアメリカの匂いが漂うのは、INDIANというブランドの成せる業か。
新作ジャケット『WINCHESTER』は独特の風合いが魅力的なオイルドコットンをベースに、リアルファーとレザーを取り入れた王道のウインタージャケットだ。インナーも備える高い防寒性を保ちながらもスタイリッシュなシルエットにまとめられているので、一見するとさほど厚着をしていないようにも見える。これ一着で冷たい走行風に十分立ち向かえることだろう。
ベースはナイロンとしながら、牛革でつくった切り文字を縫い付けた個性的なジャケット『SIRLOIN』。そのクラシカル&ダークなデザインは、ハーレーダビッドソンのルックスと見事にマッチする。また、防風性はもちろん耐久性も高いことから、末永く愛用することができよう。真冬のライディング時には、間違いなく心強い味方となる。