掲載日/2014年03月12日
この記事は、雑誌バージンハーレー volume.19 P.44~45を再構成・転載したものです。
新のインジェクションチューニングをシャシーダイナモを用いて施すことも得意分野だが、エボリューションモデルも数多く扱うライトサイクル。
店長の酒井誠さんは、元々ハーレーディラーのメカニックとして経験を積んだ人物である。その当時はエボリューションがまだ新車の時代。つまり、エボのことを知りぬいているのだ。現在、メインは現行モデルの中古車販売やチューニング&カスタムだが、エボリューションモデルの中古車も数多く扱うようになった。そのほとんどがアメリカからの新規輸入された個体で、なるべく程度の良い後期モデルを選んで仕入れているという。
「初期のエボリューションはまだショベルのイメージを色濃く残していて、実は共通部品もある。それらは少し耐久性にも問題があるのと、基本的に低年式は過ぎ去った時間分ヤレがきているのは当然なので、エボならやはり後期モデルを進めますね。様々な設計変更をしてきた後期モデルは、本当にトラブルが少なくて安心して乗れるハーレーです。しかも点火系の構造が単純なので憧れの3拍子も無理なく演出できる。そこが最も魅力的なポイントかもしれませんね」
酒井さんは、現行のハーレーでも旧車っぽく演出するチューニング技術を持っているし、現代的でパワフルなハーレーも製作できる人物だ。しかしエボリューションモデルには、酒井さん自身が育てられた親近感があるという。程度の良いモデルなら、なるべくストックで乗り続けることがエボの魅力を保ち続ける秘訣だと教えてくれた。
ライトサイクルには、親しみやすいエボリューションが多く展示されている。
店長の酒井さん(右)とメカニックの神田さん。そしてもう一人のメカニックという3人態勢のライトサイクル。徹底したメンテナンスがこのショップの魅力で、扱う車種の範囲は広い。エボリューションへの造詣も深いスペシャルショップなのだ。
国道6号線を東京から北に向かい、荒川を渡るとすぐ。
ライトサイクルは、最新のハーレーからショベルまでを主に扱う
チューニングも得意なスペシャルショップである。
住所:〒271-0092 千葉県松戸市松戸2303-1
電話:047-308-7520
FAX:047-308-7521
営業時間:10:30-19:30
定休日:火曜日
URL:http://www.lightcycle.jp/