最高級クラスのFLTRシリーズモデル
極上の旅を楽しみたい人にうってつけ
今年、CVOモデルとして最高峰に位置するのが FLTR シリーズの決定版、FLTRUSE CVO ロードグライド・ウルトラだ。ツーリングファミリーのニューモデルである FLTRU103 のさらに上を行くハイグレードモデルで、装備も同モデルの比ではない。心臓となるのはスクリーミンイーグルが注入されたツインカム110エンジン(排気量1,801cc)で、こちらは FLHXSE2 と違って取り回しを重視した前後18インチ“アリゲーター”ホイールを装着。FLTR専用のウインドディフレクターに16インチのライトスモークウインドシールド、Road Tech zumo 660ナビゲーションインターフェイスなどを標準装備とし、ハンモック構造のライダーシートとスプリング式パッセンジャーシートは、快適な長距離ツーリングを約束するもの。これらはあくまで一部だけで、ここでは書ききれないほどの純正パーツを身に付けており、高級感あふれるメーターパネルなどCVOだけに許されたオリジナルデザインなども合わせて考えれば、文句のつけようがない充実の仕上がりと言えるモデルである。完成度の高さは群を抜いており、あとはただ走るのを待つだけ。贅沢な旅を楽しむ上で欠かせない相棒なのだ。 |
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ハイエンド・モデルならではの
個性的かつ豪奢な一台と言えます
「ちょっとやりすぎじゃない?」って思ってしまうほど、パーツのひとつひとつが豪華極まりないモデル、それが FLTRUSE です。日本ではそれほど見かけないロードグライドですが、アメリカに行くと日本以上にあの独特のフェアリングのモデルが走っているのを目にします。大きく好みが分かれるモデルではありますが、アメリカ的にはかなり“アリ”のモデルのようですね。その感覚から言えば、今回これほど豪華な装備のロードグライドが登場したのは分かる気がします。ここまでやりきったモデルだからこそ、その個性はさらに際立ってくると言えるでしょう。ほかの人とは違う個性的かつ豪奢なバイクが好みという方には、ぜひ選択肢に入れてみて欲しいですね。
(ハーレーダビッドソン グッドウッド足立店 クロームコンサルタント 佐藤 博樹氏)