VIRGIN HARLEY | ハーレーダビッドソン2010年ニューモデルの真実「CVO編」 特集記事&最新情報

ハーレーダビッドソン2010年ニューモデルの真実

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NEWMODEL

「超越」のキャッチフレーズにふさわしい
純正パーツを潤沢に配した極上のモデル

「パフォーマンスキットをはじめ、想定しうる純正パーツをふんだんにまぶした極上のモデルが生まれたらどうなるだろう」。そんなユーザーの声に応えたかのような1台がベールを脱いだ。それがこのFLHTCUSE5 CVO ウルトラクラシック・エレクトラグライドだ。「CVO」とは、「Custom Vehicle Operation」の頭文字から成る名称で、ハーレーダビッドソン最終組立工場の特設ラインにて、選ばれた熟練工たちの手によって生み出される至高のモデルを指す。
2009年に導入された2モデル以上のインパクトを持つFLHTCUSE5最大の特徴は、2010年全モデルにおいて最大にして最強の排気量1,801ccを誇る「ツインカム110エンジン」を搭載していること。CVOだけに許されたエンジンを軸に、アドバンスド・オーディオ・ハイアウトプット・サウンド・システムやサスペンデッド・デュアルコントロールヒーテッドシート、クロームアッパーフォークアッセンブリー、アジャスタブル・ライダーバックレストなどなど、ここには書ききれないH-D純正パーツをそこかしこに装着している。
当然ながら走行に関しては、足元からモリモリと押し上げてくるようなパワフルさを兼ね備えており、その力強さは他モデルでは遠くおよばない。ハーレーダビッドソンが自信を持って世に送り出した、ツーリングの概念を変えかねない1台だ。

 

 

 

 

NEWMODEL

スクリーミンイーグルを標準装備した
ストリートグライドの決定版

古き良き時代のハーレーのスタイルを具現化していることから、高い人気を誇るFLHXストリートグライド。そんな車種がCVOモデルとしてグレードアップした。それがこのFLHXSE CVO ストリートグライドだ。FLHTCUSE5と同様、最大排気量の「ツインカム110エンジン」をベースに、H-D純正パーツを贅沢に装着しているのはCVO共通だが、FLHXSEだけの特徴がひとつある。それは油圧式リアショックアブソーバーを採用していること。車体左側のサドルバッグを取り外し、ダイヤルでプリロード調整を可能にした画期的なシステムだ。ここを調整することで、ライダーは好みの乗り味を模索したり、状況に応じてバランスを変えることができるのだ。
全体に目をやると、パフォーマンスキットを標準装備している証でもあるスクリーミンイーグルが、まるで車体を貫くかのように描かれている。さらにアジテーター・カスタムホイールといった専用パーツも装着されており、スタンダードなFLHXとは明らかに違うグレードアップ版モデルとして存在感を示している。価格に応じたパワーアップが図られているあたりに、この1台の価値が伺えるというもの。オーナーに確かな手ごたえを感じさせること請け合いだ。