バイクと出会ったのは20代半ばぐらい。自分で免許を取った際、「乗り換えるから」とヤマハ ビラーゴ250を友人から譲り受け、それから数年ほど街乗りメインで乗っていたんです。「そろそろ乗り換えようかな、次はドラッグスターかなぁ」なんて思っていたとき、SNSで知り合った女性ライダーがハーレーのソフテイルに乗っていて、そこから自分のなかにハーレーダビッドソンという選択肢が芽生え、大型自動二輪免許を取りに行ったんです。
FXDB ストリートボブにしようと決めたのは、通っていた教習所での試乗会イベントでのこと。実際に乗ってみたことに加え、立体型のHARLEY-DAVIDSONのロゴが入ったデニムブラックのストリートボブが気に入っちゃって、「これにしよう!」と。どこが気に入ったか? 男らしい雰囲気を持っているところです!
その場で即決とはせず、近くのディーラーで買おうと考えていたんですが、このデニムブラックを持っているお店が近くに全然なかったんです。電話でいろいろ聞いているなか、「ありますよ」という答えがかえってきたのが、最後にかけたH-Dプラザ伊丹でした。それで、こちらで購入することになったんです。
購入して4年が経ちますが、ビラーゴのときは街乗りばかり、ロングツーリングなんて怖くて行けなかったんですが、250ccから1,584ccまで一気にあがり、走り方や楽しみ方も大幅に変わりました。普段はXL883Rに乗っている彼氏や、MCの仲間と走りに行くことが多いですね。
購入の際、プラザ伊丹の方に相談して、乗りやすさを優先したカスタムをしてもらいました。リアショックをプログレッシブ製にしてローダウン、あとクラッチレバーを換えて柔らかくしてもらったり、スタンドにエクステンションを付けて払い出しやすくしたり。おかげで、これだけ大きなモデルなのに、すっかり安心して乗り回せちゃっています。今後カスタムしたいところ? やっぱりマフラーとエアクリーナーですね。「ストリートボブならこれでしょ!」とストレートカットのマフラーにしていますが、今後はバンス&ハインズのスラッシュカットにしようかなぁって……プラザ伊丹さんには頼めないですね(笑)。エアクリーナーで気になっているのは、RSD(ローランド・サンズ・デザイン)! あの独特のデザインが素敵です。デニムブラックとロゴは最初に気に入った部分なんで、ペイント等を変えることはないですね。
カスタムではないですけど、乗り換えという点でツーリングモデルにも興味があるんです。特に気になるのはFLHX ストリートグライド! まぁ、宝くじが当たったら買いたいなぁ、ってぐらいですが……(笑)。
H-D純正のデジタルガソリンゲージ。デニムブラックのデザインにマッチしたアイテムで、ガソリン残量も光の数でチェックできるスグレもの。
ホーンカバーにウィリーGスカルを象ったスワロフスキー オリジナルパーツ。男らしいデザインでまとまった車体に可愛らしさが添えられる。
購入時にH-Dプラザ伊丹のスタッフに相談し、足つき性を向上させるためプログレッシブ製リアサスペンションに換えてローダウンさせた。
ストリートボブに乗るようになって、それまでのバイクライフそのものが一変しましたね。以前ビラーゴに乗っていたときは「ひとりで遠出なんて、無理!」って思っていたんですが、今ではたまの休日にフラッと遠出することも珍しくなくなりました。こんなにもひとりで走れるようになるなんて、乗り換えた当初はまったく想像できませんでした。ハーレーに乗るようになったから……という点で言えば、オーナーになったこと、そしていろんな人に出会えたことが大きかったと思います。
H-Dプラザ伊丹のツーリング企画にも参加したりしていますが、最近はもっぱらチームジェイソンというMCのみんなと走りに行くことが多いですね。結構アクティブなMCなんで、一緒に走りに行くのが楽しくて! あと、最近は女性ライダーだけでのツーリングに行ったりもしています。女性だけで行くと、違った楽しさがあってイイですよ。
初めて泊まりがけでのロングツーリングに挑戦したのは数年前のこと。彼氏と四国・徳島から愛媛県の道後温泉へと走り、翌日チームジェイソンのメンバーと山口・岩国で合流した3泊4日の四国・中国ロングツーリング。本当に、それまで経験したことがなかったこの走り倒しツーリングは、今思い返しても楽しいことだらけでした! 今年のGWには、フェリーで九州ツーリングにも行ってきました。ええ、フェリーは往路だけで、帰りは自走でした(笑)。
行ってみたいのは、やっぱりアメリカですねぇ。チームジェイソンのメンバーの何人かがアメリカツーリングを経験していることもあって、話を聞いていると「アメリカをハーレーで走ってみたいなぁ」って思っちゃいます。その前に、日本のツーリングの聖地 北海道にも渡ってみたいですね!