一ヶ月ぶりです、バージンハーレー編集部員のジャージーです。スポーツスターXL1200Rを購入してから、ハーレーの魅力にどっぷり浸る毎日を過ごしています。さて今回は、4月5日(日)に開催された「関東スポーツスターミーティング」にお邪魔してきました。ミーティング初体験となったわけなんですが、今回のレポートでは、こうした交流の場ではどんなことが味わえるのか、その雰囲気をお伝えします。
関東スポーツスターミーティング実行委員会のスタッフによる会場設営が始まってしばらくすると、1台、また1台とスポーツスターが続々と来場。まだ朝の8時半だというのに、東京都内はもちろん、関東近県、さらには東北や中部、関西、中国地方など、日本各地のナンバープレートを付けたハーレーが集まってきます。9時過ぎには姿を現すライダーの数が次第に増えてき、入場待ちの列ができるほど。本ミーティングの開催時間は10時から12時までとなっていますが、この時間からこれだけの台数が集まるとは。「集まるときは、600台ぐらいやってくるよ」と、ある程度規模は聞いてはいたものの、実際に駐車場を次第に埋め尽くしていくさまは実に壮観。やってくる車両も多種多様であるうえ、1台だけで来るライダーもいれば、5~6台、多いところでは20台以上で連なったグループも。カメラを向けると、笑顔で手を振ってくれます。やっぱりみんなこの日を楽しみにしていたのか、笑顔、笑顔、笑顔!です。
毎年恒例の会場である川崎マリエン駐車場。
11時ごろには川崎マリエンの駐車場の片面が満車となり、後から来た車両は反対側の駐車場スペースへと誘導されていました。集まった総数450台! 日本のハーレー乗りにとって、このミーティングがどれほど大きい意味を持つのか、初っ端からまざまざと見せ付けられました。
会場を見て回ると、スポーツスターだけでなく、ダイナやソフテイル、ツーリングなど他ファミリーのモデルに加え、旧車なども数多く来場していました。ハーレー唯一のカフェレーサー「XLCR」が3台も来ていたのには驚きましたね~。さらにBMWやビューエル、国産といった他メーカーのバイクの姿も。「スポーツスター」と名がついたイベントですが、違う車種でも一緒に楽しもう!というミーティングの懐の深さを感じました。
ハーレーが450台も集まると実に壮観です!
それにしても個性的なハーレーばかり。特にフルカスタムされた車両には多くの人が足を止めて観賞し、オーナーに「ここのパーツは何を使っているんですか?」と質問する場面も。話しかける方も話しかけられる方も実に気さくで、フランクなコミュニケーションが楽しめているんだな、という印象を受けました。関東スポーツスターミーティング実行委員会の代表てつさんにお話を聞きました。
笑顔をありがとう! 皆さん、またお会いしましょう!
「僕らはただ場所を提供しているだけで、特別なイベントなどはやりません。だから、ここに来てくれた人が思いのまま楽しんでくれることが一番なんです。同じライダーとして、僕らはそのサポートをしているだけなんですよ」
スポーツスターに乗るようになって約一ヶ月、初めて参加したミーティングは、参加者との一体感が会場を盛り上げ、同じハーレー乗り同士のつながりを感じられる楽しい交流の場でした。これからも足を運び続けたいと思います!
来場者がイベントを楽しむことができるのは、ボランティアで支えるスタッフの働きがあってこそ。ハーレーを愛する人たちが早朝から集まり、会場のセッティングや来場者の誘導、トラブルへの対応、お見送り、そして撤収作業と、彼らの仕事は多岐にわたる。もしあなたがミーティングに参加する機会があれば、ぜひ現場スタッフに労いの言葉をかけてあげてほしい。それこそリアリティのある「ミーティング参加」になるだろうから。
バイクに関する知識は皆無だが、バイクに乗るのは大好きという関西人。バージンハーレー編集部に配属されてからハーレーに乗り出した初心者で、それを武器に「腰の低い取材を心がける」などと抜かすフトドキ者。スポーツスターXL1200R所有。