FLHTKL TC ウルトラ リミテッド ロー
空水冷機能搭載の『ツインクールド ツインカム103エンジン』およびリミテッドの構造はそのままに、前後とも25mmもローダウンさせるサスペンションにシート高を55mmも下げるオリジナルシートの採用から、地を這うようなクルージングを楽しめるローダウンモデルが誕生した。
「広大なアメリカ大陸を走破するために……」。ハーレーダビッドソンの基本概念を今に受け継ぐ最強のファミリーがこれだ。今年は一年越しの復活を遂げたロードグライド(スペシャル版として)を筆頭に、さらに性能をアップさせたストリートグライド スペシャル、そして驚きの足着き性を持って登場したエレクトラグライド ウルトラ クラシック ローとリミテッド ローという4モデルがラインナップに加わり、合計7モデルとなった。『PROJECT RUSHMORE』のテーマのもと、さらなる進化を遂げるツーリングファミリーに、熱いハーレーダビッドソンのDNAを感じずにはいられない。
・FLTRXS、FLHXS、FLHTKL TC、FLHTCUL TCの4モデルが新たにラインナップ
・すべてのモデルにキー付きフューエルキャップの採用
・FLHXは2014年モデルで終了
空水冷機能搭載の『ツインクールド ツインカム103エンジン』およびリミテッドの構造はそのままに、前後とも25mmもローダウンさせるサスペンションにシート高を55mmも下げるオリジナルシートの採用から、地を這うようなクルージングを楽しめるローダウンモデルが誕生した。
ウルトラに憧れつつもその取り回しに不安を覚えていた方にとっては朗報と言えるモデルだ。シート高を55mmも下げ、前後サスペンションも短い仕様にて25mmローダウン。プルバックハンドルバーの採用など、平均身長170cm前後のユーザーを想定したニュータイプである。
わずか一年のブランクで見事に復活を果たしたロードグライド。高剛性フレームにフロントフォーク、前後とも連動する新型ブレーキシステムを軸に、新システムを盛り込んだシャークノーズフェアリング、新設計のハンドルバーなどが加わり、見事にパワーアップをはたした。
基本構造を大きく変えたストリートグライドのスペシャル版が日本上陸をはたした。手動調整可能なロープロファイル リアサスペンションへとパワーアップ。またフェアリング内のパネルもタッチ型へと進化し、ストリートグライドでのクルージングがより楽しさを増した印象だ。
基本設計から見直された高剛性フレームおよびフロントフォーク、そして前後ともに連動する新型ブレーキシステムの採用により、モーターサイクルとしてひとつ上の次元にたどり着いたリミテッド。スポーティさすら感じられるライドフィールは、日本をより狭く感じさせてしまう。
高剛性フレームやフロントフォーク、新型ブレーキシステムの採用によりモーターサイクルとしてもアップグレード。最新のタッチパネル式モニターに『プレミアム6.5 GT Boom!オーディオ』、充実のツーリングパッケージなどを加え、新型ウルトラに死角はない。
時代を超えても変わらぬ伝統的スタイルこそが魅力のロードキング。醸し出すノスタルジックな雰囲気はオーナーの気分そのものを高揚させ、その旅をより味わい深いものへと変えてくれる。ロードキングには、何気ない風景をルート66に見せてしまうような不思議な魅力がある。