ラスベガスの繁華街、その一等地に店を大きく構える「ハーレーダビッドソンカフェ」は向こうでも結構な人気があるらしく、過去4~5回訪れているが、いずれも多くのお客さんで賑わっており、併設されるウェア&アクセサリーショップもいつも繁盛している。ブ厚いステーキをビールで流し込みながら「日本にもこんなカフェがったら、いいのになぁ」と、行くたびに思うのであったが、そんな待望ともいえる日本版ハーレーダビッドソンカフェに、先日ついに行ってきた。そう、ハーレーダビッドソンジャパンが主催する公式カフェが、期間限定でオープンしているのだ。
Las Vegas Strip の一等地にある本場アメリカのハーレーダビッドソンカフェ。巨大なハーレーの前半分が2階の窓から飛び出したようなインパクトのある外観が特徴だ。
お酒を飲むことを前提にして場所を説明させてもらうが、電車ならJR山手線田町駅、あるいは地下鉄三田駅のすぐ近く。「TOKYO CIRCUS CAFE」という人気店が、「ハーレーダビッドソンモータークローズカフェ」として2012年10月31日(水)まで営業している。
JR山手線田町駅または地下鉄三田駅のすぐ近く。「TOKYO CIRCUS CAFE」という人気カフェが、2012年10月31日まで「ハーレーダビッドソンモータークローズカフェ」として営業中!
メディアを招いてのプレオープンとなった10月1日、三田駅から国道15号線沿いを歩くこと2~3分。交差点の角にそのオシャレなカフェがあった。お店のウィンドウには大きく白い文字で「HARLEY-DAVIDSON」とあり、バー&シールドのお馴染みのロゴも貼ってあるから、すぐにわかった。お店に入ると、モータークローズ&アクセサリーのディスプレイをはじめ、ハーレーダビッドソンライフスタイルイメージパネルが飾られ、ムード満点。ハーレーダビッドソンジャパン代表取締役社長のスチュアート・ファレル氏の挨拶でナイトパーティがスタートすると、雑誌版 VIRGIN HARLEY 誌の看板娘“ググ”こと古澤 恵さんも合流し、カンパニーのあるミルウォーキーに本社を構えるミラービールで喉を潤してから、注目の限定スペシャルメニューである「ハーレーダビッドソンバーガー」(ノベルティ付き1,300円)をいただく。特別配合のジューシーなパテにベーコンとエッグをプラスし、ハーレーをイメージしたというオレンジ色のオーロラソースと合わせられ、ボリュームは満点。「こんなに食べられるかな」という古澤さんも、「これ、美味しい!」と連呼しつつペロリ完食してしまった。もちろんソフトドリンクもあるが、バーボン+コーラの「H-Dブラック」、ラム+ミントシロップ+オレンジジュース+ソーダの「H-Dオレンジ」などオリジナルカクテルもあり、お酒好きのハーレー乗りならついつい飲み過ぎてしまうことになりそうだ。
車両展示やグッズなどの販売はなく、ムードはあくまでもカフェそのもの。ハーレーに興味のない人を誘っていくのもいいだろう。写真は限定スペシャルメニュー「ハーレーダビッドソンバーガー」。
カフェでの車両展示やグッズなどの販売はなく、ムードはあくまでもカフェそのもの。ハーレー乗りはもちろん、ハーレーに興味のない人を誘っていくのもいいと思う。
バイク雑誌各誌で執筆活動を続けるフリーランス。車両インプレッションはもちろん、社会ネタ、ユーザー取材、旅モノ、用品……と、幅広いジャンルの記事を手がける。モトクロスレースに現役で参戦し続けるハードな一面を持ちつつも、40年前のOHV ツインや超ド級ビッグクルーザー、さらにはイタリアンスクーターも所有する。