所在地/埼玉県在住 職業/整備士 27歳
これまで YAMAHA SR400 などバイクを乗りついできて、このスポーツスターで5台目になります。カスタムのスタイルはストリートチョッパー然とさせたくて、小さすぎずコンパクトにしました。ほとんど自分の手でやっています。
ファッションは“アメカジっぽく、だけど形にとらわれず”という感じにしています。合うと思ったものは取り入れていっていますね。普段はデニムをベースにコーデしていまして、今日はたまたまチノでした。これ、ファッション講座に出るんですか? もしかして辛口評論家さんですか? うわー、お手柔らかにお願いします!
はい、辛口評論家です(笑)。かしこまりました、なるべく柔らかい表現を心がけましょ~。
フレームマウントさせたタンクやFIRESTONEの極太タイヤなど、カスタムのイメージは旧車風でしょうか? 上手くまとまっていてセンスありますね。さて、オーナーのファッションは……ん~~~~っ、シンプル! ダサくも見えず、オシャレにも見えずといった印象かな。愛車とオーナーをセットで見ると印象には残るんですが(バイクのカスタムがカッコイイ!)、バイクなしで見ると非常にシンプルなファッションであることが浮き出てしまいますね。シンプルなアイテムにプラスアルファな遊び心あるアイテムでコーデして見てはいかがでしょう。
ダンガリーシャツにチノパン。王道のコーデですが、誰でも不可なくできちゃうスタイルなんで、ちょっとヒネリや遊びがあるとグッとオシャレ感が湧いてきます。例えば、チノパンを活かすなら刺繍の施された半袖シャツに、Uネックの七分シャツの組み合わせなんかどうでしょう? 七分袖を少したくし上げて、半袖シャツから少しインナーの袖を覗かせる重ね着してみましょう。衿ぐりも詰まっていないUネックなんで、男の色気も演出!(笑) ダンガリーシャツを活かすならカラーパンツで上下のカラーのメリハリをつければ印象が変わりますよ。あとは手首にはブレスやバングルなどで小物類をプラスする!人の手は一番動くパーツなんで、手首や指は人の目に飛び込んできますからオシャレ感を演出しやすいと思いますよ。Knockさんはまだ20代。今回のファッションはオヤジになってからでもできるんで、今しか着られないファッションを着るのも、後の良い思い出になると思いますよ。
1966年生まれ。大手アパレル会社の企画生産部門に所属していた経験を持ち、独創的なデザインが魅力の商品開発に携わっていた。2000年に新しいチャレンジと、某ラーメン店を立ち上げ、行列ができる店としてメディアの注目を集める存在に。その後、再びアパレル業界への参戦を決意、「Devil Arrow」を開店、現在に至る。愛車はハーレー・スポーツスターXL1200R。
国内外を問わず、常に旬の上質なカジュアルブランドを揃え、流行を意識しながらも決して流行だけを追いかけないこだわりのセレクトアイテムを揃えるショップ。店主がバイク乗りであることから、その乗り方を意識した洋服選びをしている稀有な存在と言える。
【現在、店舗休業中にてウェブサイトのみで営業中】