気候が急激に変化していて、ライダーの皆さん戸惑っていませんか? 僕は大いに戸惑っています(笑)。いやー寒い、「秋だった期間、どのぐらい?」と思ってしまうほどです。さてさて、寒くなったならそれで、冬モードに切り替えてファッションチェックをしていきましょう! 今回は和歌山でのVIRGIN HARLEY読者撮影会参加者からファッションに注目した方をクローズアップ、ワタヌキ目線でずばっと切り込んでいきますよ~! 特に冬のファッションは重ね着する際のバランスなど、大いにセンスが問われる時期。季節の変わり目はちょうど良い機会なので、ここはひとつ、ご自身のウェア等々を今一度見つめ直してみませんか?
アオキさん(37) / 会社員 Harley-Davidson 2008 XL883
かなり手を入れている愛車は“TRAMP CYCLE”でカスタムしたのでしょうか? 個性的なカスタムはハーレー乗りならすぐに分かります。そんな個性あるカスタムされた愛車のオーナーは……普通すぎるっ!(汗) 10月に撮影された画像なので季節感には触れませんが、もう少しオーナーのファッションに個性をプラスした方が、愛車とのバランスが取れるんじゃないかな。アオキさんはスタイル良いですから、アイテム選択の幅も広いでしょうしね~。
森村健志さん(35) / 会社員 Harley-Davidson 1981 FXEF
カスタムされた愛車はショベル。随所にカスタムが施されてインパクトがありますが……こちらもオーナーさん、シンプルすぎ~(笑)。愛車のオーラは写真からでも伝わって来るのに。「バイクに乗るのにファッションなんか気を遣ってられるかっ!」ってセリフが聞こえてきそうですが、そう言われると元も子もない話になります(汗)。バイクに乗らない人からも、「あの人のようにバイクにカッコ良く乗りたいっ!」って思わせることが、ライダーひとりひとりが業界を盛り上げるために必要なことだと思うので、ぜひいろいろ挑戦してみてください!
小路清弘さん(32) / 会社員 Harley-Davidson 2000 FXDX
ダイナに小振りのスポタンでよりスポーティーにした車両も“TRAMP CYCLE”かな? スポーティーなナイロンジャケットと愛車との相性は抜群! ラグランスリーブで動きやすいからライポジも楽ですね。身に着けているアイテムを見ると、小路さんはファッションにも興味があるのが伝わって来ますよ。やっぱり愛車とオーナーのファッションセンスのバランスが大切ですね。ナイロンジャケットの下にコーデしたインナーが見たかったけど残念です。気になったのはジーンズのロールアップ。ロールアップしないほうがスッキリ見えると思うんだけどなぁ。
まーちんさん(37) / 会社役員 Harley-Davidson 2010 XL883N iron
愛車のXL883N アイアンは吸排気に手を入れていますね。私のパッと見の印象は“ファッションの一部としてハーレーに乗る!”って感じです。“ハーレーに乗る理由”なんて何でもいいんですよね、私なんてファッションの一部で乗っていますから。まーちんさんのファッション、普通っぽく見えるでしょ? 普通っぽい中にも絶妙なコーデなんですよ。チェック柄のシャツに、グレー? ベージュ? のブーツカットのボトムス。カラーバランスがイイ。ザックリと衿元の開いたインナーは首元をスッキリ見せ、ブラックカラーで引き締める。簡単そうでなかなかできない、そんなコーデですよ。上手くまとまっています。
ナオミさん(34) / 会社員 Harley-Davidson 2007 XL1200L
スレンダーなスタイルが印象的なナオミさん。まだまだカスタム進行中らしいのですが、お約束のマフラー、灯火類は手を入れていますね。さてファッションですが……ん~~~~、正直言って普通です(汗)。ロンTとのレイヤードのバランスはイイですね。男性と違って女性は身なりに気を遣う人がほとんど。男性みたいに“え~? ありえん!”みたいな格好する人がいないので、女性の中でイケテルファッションを目指すなら派手にやりすぎるか、反則技の露出度アップくらいしないとね。
1966年生まれ。大手アパレル会社の企画生産部門に所属していた経験を持ち、独創的なデザインが魅力の商品開発に携わっていた。2000年に新しいチャレンジと、某ラーメン店を立ち上げ、行列ができる店としてメディアの注目を集める存在に。その後、再びアパレル業界への参戦を決意、「Devil Arrow」を開店、現在に至る。愛車はハーレー・スポーツスターXL1200R。
国内外を問わず、常に旬の上質なカジュアルブランドを揃え、流行を意識しながらも決して流行だけを追いかけないこだわりのセレクトアイテムを揃えるショップ。店主がバイク乗りであることから、その乗り方を意識した洋服選びをしている稀有な存在と言える。
【現在、店舗休業中にてウェブサイトのみで営業中】